【毎日更新ブログ 2022日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
先日、某パートナー企業様の忘年会に
参加させて頂きました。
その際、隣に座って久々にゆっくり
ごはんを食べながらお話させて頂いたのが
入社20年以上の店長さん。
その店長さんの年齢は私と同じ世代で、
今でも元気に現場を守って下さっています。
こちらの会社は、社長と直接一緒に現場で
仕事をしてきた10年以上のキャリアの方々が
何人もいて、それぞれ管理者や店長として
活躍されているのですが…
改めて…
『ベテランの存在って偉大だなぁ~』
と感じました。
もちろん、勤務年数が長くベテランで
あっても…
・先輩ぶって後輩に偉そうな態度をとる
・昔からやってきたやり方に固執し、
新しい変化に抵抗を示す
などのマイナス影響を与える人は
困った存在になってしまいますが…
この店長さんの様に年数を重ねていくと…
・社長の考えや会社の『らしさ』や『ism』を
理解して大事にしている
・経験豊富なのでイレギュラーやトラブル
発生時の対応にも慣れている
・社長との付き合いも長いのでお互いの
考えを良く理解している
・長く働いている人がいると、後輩たちも
『長く働ける会社なんだぁ~』という安心感
が湧きやすい
結果、社長の思いを現場に反映させる力で
あったり、
そのお店が今まで養ってきた『らしさ』を
社長の代弁者となって新人に伝えてくれる
存在になります。
なにより、長年一緒に働いた気心知れた
仲間がいてくれると社長にとっても心強い
ですよね。
『文化の定義は継承されるもの』
これは私の前職の社長が常に口にしていた
言葉の1つです。
会社の成長とともに、社長は会社の未来を
創るために、現場を離れ社長にしかできない
仕事に専念する必要に迫られます。
その際に、問題なのが『孫世代』の発生。
『孫世代』とは、社長と一緒に仕事を
しながら育てた人材ではなく
社長が育てた店長が育てているスタッフの
ことを指します。
会社が大きくなり、『孫』または『ひ孫』が
増えていくことにより、徐々にこれまで
会社が大事にしてきた価値観や『らしさ』
が薄れ
チームの方向性がバラバラになったり、
お店独特の『良さ』を失って、お客様から
みると特徴がない『普通』の存在になって
しまいます。
人の育成には『知識』・『技術』を
分かりやすく伝える仕組みはとても大事です。
ただ、
それとともに会社の理念や価値観で
ある『ism』・『らしさ』を共有して
いくことも大事。
この両方が揃うことで、その会社やお店を
代表する人材に育っていき、お客様に
支持して頂ける様になります。
私は理念浸透やチーム作りをする上で
その会社の社長の考えや価値観を深く
理解し、研修や面談を通じて反映できる
様に努めていますが
社長の考えや会社の『らしさ』を深く理解し、
毎日の仕事を通じて直接後輩スタッフ達に
語ってくれたり、見本を見せてくれる存在が
いると
本当に心強いなぁ~と思います。
スキルや知識の伝達は比較的早く行えますが
社長との信頼関係や価値観を共有しあうのには
時間がかかりますからね。
ベテランというのは、先ほど挙げた一部の
悪い例を除くと、その存在だけでも十分に
価値がある存在だと思います。
『なんか会社の雰囲気やカラーが変わったな…』
これは私が前職で感じたことですが…
この空気を悪い意味で感じると、
スタッフもお客様も一気に離れていく
きっかけになりますからね。
『機械化』、『システム化』は上手に活用
していくとしても…
これまで会社が大事にしてきた『らしさ』に
おいては、内部からも外部からも悪い意味で
こんな風に思われないようにはしたいものです。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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☆5~10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗~20店舗に拡大していきたい!という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育
☆私(村上)が社長の外部の右腕となりながら、店長研修・スタッフ研修、・人面談などを通じて、社長の『考えや思い』をスタッフに共有するお手伝いを行います。
会社のメンバーが一丸となるとお店のファンが増えたり、離職率低下など業績アップにつながります
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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