こんにちは。
居酒屋・サロンなどの売上を20%アップさせるコンサルタント。店舗人材活性人の村上俊洋です。
今日は、大阪長堀橋にある、ドイツ語スクール『アレスクラー』
さまに行ってきました。
(写真は、マスコットのディーゴ君です)
アレスクラー
さまとの関わりは、人材活性という私の専門分野ではなく、語学教室運営に関しての社長の相談相手です。
今日は、年始に向けての『クラス編成』がテーマでした。
語学スクールの運営上、クラス編成というのは非常に重要。
クラス編成が上手くいかないと、新規生徒の獲得という部分では、問い合わせに来られたお客様の希望時間とスクールが提案できる時間があわず、取りこぼしたり(悔)
グループレッスンでスケジュールをオープンしながら、結局生徒さんが1人しか入らず、超格安の授業料でマンツーマンレッスンを行うことになって経営上大きなロスが発生したりします。
この様なケースは長く放置していると、次の様なスクールにとって非常に恐ろしいことになってしまうのです。
スクール側としては、費用的には痛いけど、生徒さんは良い環境で受講できるから満足度があがって、口コミにもつながっていくだろう!!って思いがちですが、実は逆なのです。
せっかく、グループの料金でマンツーマンレッスン(または生徒2人のレッスン)を受講できているから、他に生徒さんが増えて欲しくないっていう心境が働くのです。
そんな心境だから口コミもしないし、クラスの生徒さんが増えるごとに最初の生徒さんの不満足度がアップするという悪循環にハマってしまうのです。
よって、スクールは生徒さんの希望などを普段からリサーチしておき、クラス編成を適切に行うこと。
そして、クラスをオープンしたらできるだけ速やかに、そのクラスをいっぱいにする努力をして(これが大変なんですけどね)生徒さんにもグループレッスンの効果や楽しさをお伝えしていくってことが必要ですね。
ちなみに、マンツーマンにはない4人程度のグループレッスンの良さの一例としては…。
・マンツーマンのように逃げ場のない1対1ではなく、緊張と緩和が程よくあるので学習効果があがりやすいと言われている。(または集中力が持続しやすいと言われている)
・他の人の良い点・失敗点をみて参考にできる。
・レッスンに活気がでる
・経済的にはリーズナブルなので、たくさんの量を受講でき、リスニングなどの時間が非常に多くなる。
・生徒さん同士仲良くなり、情報交換などもし合える。
・仲間ができると、通い続けやすい傾向がある。
などが挙げられます。
マンツーマンやグループにはそれぞれメリット・デメリットが存在します。
あなたのスクールでも、話し合ってそれぞれのよさをしっかりと生徒さんに伝えてみましょう。
新規の生徒さんを多く獲得するための、クラス編成が既存の生徒さんの不満を高めて退会者を多く出すことのないように、スクールのみなさんは本当に頭を悩ませるところですね。
とにかく、クラス変更をお願いする際は、生徒さんとの信頼関係が築けている講師かスタッフからがお薦めです。
以上、店舗人材活性人の村上俊洋でした。