こんにちは。村上です。
今日は、研修が夜からだったので昼から夕方までは某企業様の大型物販店の研修に向けて、大阪駅や新大阪駅などのお店の巡回をしていました。
今回の巡回視察の目的は、『現状把握』です。
・普段、サービスの現場で活躍しているスタッフさんのがんばりをできるだけたくさん見つける。
・研修での取組み目標の実現度の把握と課題を確認する。
ということにポイントを置いて訪問させて頂きました。
どこのサービス業のお店もそうだと思いますが、私のご支援先のお店も世の中が3連休中ということもあって本当に大忙しでした。
そんな中で、たくさんのスタッフさんのがんばりと、あと少しここだけ良くなったらもっとお店が良くなるな!というポイントも見つけることができました。
私がご支援をさせて頂く際には、『現場に足を運ぶこと』というのを非常に大事にしています。
もちろん、物理的に出張も多く時間も限られているので、全て完璧に足を運べているか?と言えば難しいのですが、足を運べない場合は経営者の方や店長などにLINEや電話をして状況を知るようにしています。
私が『現場に足を運ぶこと』を大事にする理由は…
・現場を知らない人間から何かを言われても説得力がないから…
(相手のことを知ることと共感の気持ちが大事)
・現場に足を運び客観的な立場から確認することで、日々働いている店長達が見落としている改善ポイントが見つかる可能性があるから…
・スタッフの方が働いている姿を見ることが出来たり、リアルにスタッフさん達とコミュニケーションが図れるから(私と店長やスタッフさんとの信頼関係強化)。
・自分の立てた仮説と現実が一致しているか?の確認
などなどです。
自分自身、サービスの現場で一生懸命に働くスタッフさんを見ることで、パワーも頂けますし、『もっとこの人たちの役に立ちたい!!』という気持ちも沸き起こってきます。
そんな意味もあって3時間程度行った現場視察。
たくさんの収穫がありました!(^^)!
みんなの頑張っている点に関しては、研修の場でしっかりとお伝えしたいと思います。
もちろん、足を運ばなくてもある程度は正しく推測することは経験上可能です。
しかし…。現場に足を運ぶこと。そして、みんなのがんばりを生で見ることって非常に大事ですね。
これは、上司と部下との関係でも同じことが言えるのではないでしょうか?
部下にとっては、自分のがんばりは上司にしっかりと見ていて欲しい。
また、叱られることがあっても、現場での頑張りをしっかりと見てくれている上司からなら納得がいきやすい。
リーダーが『私はみんなのがんばりを常に見ているよ!!』という姿勢を見せるのは、スタッフの人心掌握を行う上で非常に大事なポイントです。
スタッフの仕事ぶりをしっかりと見ましょう。
そして、私はみんなのがんばりを見ているぞ!と伝えましょう。
部下はリーダーのあなたに『見てもらっている』と感じるだけで、いつも以上にやる気がアップするはずです。