あなたは、『初頭効果』と『親近効果(または終末効果)』という言葉を聞かれたことはありますか?
ちょっと、こむずかしく言ってしまいましたが、『初頭効果』とは、物事の最初の印象が残りやすい現象。また、『親近効果』とは、一番最後が物事の印象に残りやすい現象のことです。
凄く簡単に言えば、人間は出会い頭の最初の印象と別れ際の最後の印象が非常に大きく残るので、第一印象と別れ際の印象はとっても大事ですよ!!ということです。
ですから、サービス業の繁盛店などは接客に関して、必ずお客様入店時の『歓迎感の伝わる挨拶』と、お客様がお店を出られる際の『感謝の伝わる』挨拶を徹底されています。
それに関連する話で、某ご支援先の某経営者様からこんな話を聞かせて頂きました。
(※ちなみに、某ご支援先の某経営者様とは、高知名物屋台餃子の元祖であり、高知県に4店舗、東京恵比寿に1店舗、台湾に1店舗展開している『安兵衛』様の、臼井社長です。←だったら『某』使うな!!)
高知のどこかのロードサイドのお店(確か飲食店。聞いたけど忘れてしまいました…。)の駐車場にいる誘導係の警備員さんの対応が超愛想良くて素晴らしい。『きっと、あの警備員さんのおかげでお店の客数に大きな影響があると思いますよ。』と。
『大きな駐車場があるロードサイドのお店などは、駐車場の誘導係(警備員さん)の対応がとっても大切。なんなら店長をそこに立たせても良いくらいですよね。』と。
この話を聞きながら、本当にそうだなって思いながら、さすが商売や営業のツボを押さえている方だと思いました。
店舗営業を20年行っていた私からしても、エース級に感じの良いスタッフは、お客様と最初と最後に接触するお店の最前線に置くのが鉄則だからです。
そして、ロードサイドの大きな駐車場がある店舗などは、お店に入る前の警備員さんの印象がとても大切になります。
そんなことを聞かせて頂いてから、大きな駐車場のあるスーパーやパチンコ屋さんなどの警備員さんをチェックしていたのですが、今日とんでもなく感じの良い警備員さん達と出会いました。
その方々は、大阪ステーションシティーの駐車場で、一番裏手にある駐車場出入り口で車を誘導している警備員さん。
場所的にかなり裏手で、車の交通量はあるものの人通りは非常に少ない場所で、駐車場から一般道に出る車の誘導をされている人たちです。
私が、この場所を通りがかったのが、午後1時半頃。
今日の大阪の気温は35度以上あったと思いますが、日影が無い場所でしかもアスファルトの照り返しの強い場所で体感温度は恐らく40度以上になっていると思います。
そんな過酷な場所で、警備員さんは2人とも60歳前後の方々。(間違っていたらすみません)
恐らく体力的にも相当きついのではないか?と察します。
そんな過酷な環境で、しかも人通りがほとんどない場所。
誘導する車も、エアコンをかけているために車の窓は閉まっているので、警備員さんが何を話しても聞こえないはずなので、安全確認だけしっかりと行えば、あとは適当に誘導していても良さそうなものです。
それが、この警備員さん
車が駐車場に入る時に誘導しながら
『いらっしゃいませ~。どうぞごゆっくり~』
と前を通りかかった私に聞こえる程度の声で挨拶しながら、丁寧な立ち居振る舞いで誘導しているんです。
そして、駐車場から出る車には
『ありがとうございました~。お気をつけて~』
と挨拶しながら敬礼やお辞儀。
それを見て、私…。すごく感動しました。
『しゃべっても、誰にも聞こえないんですよ!!!』
なのに、毎回毎回私が見ている間、ずっと言葉に出している…
凄いです…。
私は確信しました…。
この警備員さん達は、単なる交通誘導の仕事ではなく、明らかに大阪ステーションシティーの顔として働いていらっしゃると…。
そんな自覚がなければ、この暑い中、こんな丁寧な対応なんてできるはずはありません。
そんな警備員さんの対応を感じてか、運転手の人も軽くお辞儀したり、手をあげてお礼を伝えている姿も見れました。
人にあまり見られていない場所でも、手を抜かず仕事をする姿勢。
大阪ステーションシティーの顔として強いプロ意識をもってお客様を迎え入れたり、お見送りする姿勢。
本当に素晴らしいなって思いました。
今日は、駐車場は比較的していた様ですが、こんな警備員さんがいたら、混雑していても、利用者はストレスなく入庫を待てるんじゃないでしょうか?と思いました。
人間は、出会いがしらの印象。そして別れ際の印象が非常に強く残ります。
そういう意味で、この警備員さん達は大阪ステーションシティーの印象をアップさせる素晴らしいお仕事をされていますね。
あなたのお店のお客様と一番最初と最後に接するスタッフ。
あなたのお店のお客様入店・退店時の挨拶。
いかがですか?