『人は自分を大事にしてくれる人のために、最大のパフォーマンスを発揮する』
これは、私が昔読んだ行動科学マネジメントの本の中に書かれていた格言です。
『私を必要としてくれている経営者様の外部の右腕となって徹底的にサポートしたい！』という風に完全にお金よりも気持ちが先で動いている私にとっては非常に共感できる格言です。
（もちろん、お金も大事です。しかし、私が本気でサポートしたいという経営者に対して『まず、お金ありき』みたいなお金に関して、セコイ話は言ったことがないと思います。多分…。）
仕事の質や成果、やる気は『頼まれた人』との関係によって大きく変わります。
もちろん、プロとして仕事をしているので、期待されているレベルを下回る様な失礼な仕事をするのは問題外ですが…
・自分を必要としてくれている
・自分を尊重してくれている
など、自分を大事にしてくれている。と感じる方に対しては、自分が忙しい状況であっても、仕事の契約上やる必要がないことであっても、何とかプラスアルファを提供してお役に立ちたい！という強い感情が芽生えます。
かと言って、『○○してくれないから嫌だ！！』という様なわがままを言っているつもりはなく、ただ単に『自分を必要としてくれたり、大事にしてくれる人に対しては、何とかお役に立ちたい！そして喜んでもらいたい！』という気持ちが湧き、自発的にどんどんプラスアルファを提供しようとしてしまいます…。という話なんです！
あなたは、そんな経験ありませんか？
これは、自分の部下との関係や取引先さまとの関係などにおいても、言えることです。
相手に自発的に高いパフォーマンスを発揮してもらおうと思えば、普段からの人間関係構築は非常に重要です。
もちろん、他人をコントロールすることはできませんので、『見返りを期待して』他人に親切にしても、効果がでないことも多々ありますし、時には『裏切られた…』と感じるケースもあると思います。
でも…。短期ではなく、長期でみて、やっぱり『この人のお願いなら何とかしたい！』、『この人に貢献して喜んでもらいたい！』っていう人に囲まれているリーダーはお客様は当然として、スタッフや業者さんも大事にしています。
まずは、あなたにとって大事な時間を使って、
・話をきいてあげる。
・仕事を教えてあげる。
・手間をかけて相手のために何かをしてあげる。
・相手にとって喜んでもらえることをしてあげる
※相手にとって喜んでもらうということは、相手が望んでいることをしっかり観察してという意味で、決して自分がしてあげたいと思うことを押し付けるという意味ではありません…。念のため。
また時にはポケットマネーを使って、
・コーヒーやごはんをごちそうしてあげる。
（決して大金を使えと言う訳ではありません）
そんな行動なども意識して積み重ねたいですね。
人は、自分が大事にされているか？尊重されているか？に関して非常に敏感です。そして、それがパフォーマンスに大きな影響を及ぼします…
※3～10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗～20店舗に拡大していきたい！という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育。
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