こんにちは、店舗人材活性人の村上 俊洋です。
『スタッフ同士の関係が上手くいってないんだよねぇ』
『なんか、みんな自分勝手でお互いの協力しようっていう気持ちが感じられないんだよねぇ』
『誰かが、誰かの悪口を言ってるような状況で空気が良くないんだよぉ』
『職場に活気がないんだよ』
色んなリーダーの方とお話ししていると、こういう悩みを聞くことがあります。
こんな職場だったら、きっとスタッフさんは仕事に行く時気分が重いでしょうね。
もちろん、リーダーであるあなたも含めて…。
こんな相談を受けた時、まず私はこんな質問を投げかけます。
『あなたを始め、みなさんお互いに目を見て、笑顔で明るい挨拶を交わしていますか??』
相手は一瞬『なんじゃ、この当たり前の質問は??』って表情をされる場合もあります(苦笑)
なぜ、『挨拶』できているか?なんていう子供に対するような質問をするのか?
それは…。
意外にできていないからなんです…。
特に、外部の人間から客観的にみたら、よく見えるんですよね。
私が、会社やお店を訪問した際に、まずチェックする項目が挨拶。
会社やお店に入って私が『こんにちは!!』って相手をみて明るく挨拶しても、寒い空気になったり、こちらを見ずに笑顔と元気のない挨拶ができていないケースは、社内のコミュニケーションが円滑にとれていない場合が多い。
特に、社長と一緒にそのお店に入ったのにまともな挨拶が返ってこない場合は深刻…。
『挨拶』とは、自分から心を開いて相手を認めるというコミュニケーションの基本。
笑顔で明るく挨拶するという行為は、相手の存在に関心をもっているという意志表示だけでなく、相手に対する心配りもできているということだと思っています。
要は、好意をもってお互いを知ろうとして興味をもつこと。
当たり前のことだけに、意識が希薄になり私も前職ではきちんと挨拶をやったり、やらなかったり…。
時々、部下の顔も見ずにブスッとした態度をすることで、結果自分の首をしめるような失敗体験も(恥)
簡単なことですが、組織を活性化させるためには重要なことです。
『あなたが相手からされて、気持ちよいと感じる挨拶はどんな挨拶ですか?』
例えば、目をみる・優しい笑顔・声が明るく元気がある・身体もこちらに向けてくれている・座っていたのにわざわざ立つなど、姿勢を正して挨拶してくれた…。
今日から、自分の中での挨拶『当たり前基準』を設定して、自ら率先して社内のみんなを巻き込んでいきませんか?
最初は、あなただけかも知れませんが、続けていれば協力者がたくさん増えてくるはずです。