こんにちは.。居酒屋・ラーメン店・美容室などのサービス業の人材育成やチーム作りのコンサルタント。店舗人材活性人の村上俊洋
です。
今日は、昨日に引き続き、 『部下の本音を知る方法シリーズ その2』です。
あなたは、ご存知かも知れませんが、部下の人間関係（ネットワーク）は２重構造になっています。
一つは、仕事の上でのフォーマルなネットワーク。
そして、
二つめは個人的（プライベート）な関わりのインフォーマルなネットワーク。
一つめの、フォーマルなネットワークは普段に仕事場で行われているような、仕事上の指示やアドバイスを送るなど、オフィシャルなコミュニケーションによって生まれる関係。
そして、二つめは、『〇〇さんは、結婚が近いらしい』とか『彼氏とうまくいっていなくて悩んでいるらしい』または『仕事にいきづまっているみたい』というような個人的なコミュニケーションによって生まれる関係。
あなたの部下は、この二つのネットワークを使い分けています。
だから、あなたが仕事上のことでたくさん会話をしているから、個人的な人間関係も出来上がっていると思ったら
大きな勘違いをすることにもなりかねません。
部下の結婚の話し。
部下が転職を考えている話し。
そんな話しを一番最後に知るっていうことはありませんか？
人間関係が上手くできていない上司に対して、部下は不安や悩みを正直に打ち明けたり相談するのは非常に難しい…。
そうです。インフォーマルな関係が出来上がっていないと、部下の本音を知ることは難しいのです。
じゃあ、どうすればいいのか？
まずは、部下のネットワークが2重構造になっているということを改めて認識することです。
そして、普段から積極的に雑談してみたり、飲みに誘って学生時代の話しや家のこと。趣味のことなど仕事以外のことなどを興味をもって聞いてみたりすることがいいですね。
とにかく、部下に関心をもって話しを聴く姿勢が大切です。
また、雑談したい、一緒に飲みに連れて行って欲しい！って思わせるためにも普段から、部下に感謝を伝えたり
ねぎらってあげたり、ほめてあげるなど認めてあげる姿勢も欠かすことはできません。
普段の仕事ぶりは完璧！って安心していたのにある日突然退職を申し出られて動揺…。
そんなショックなことを少しでも減らすために、部下とのインフォーマルな人間関係の構築も心がけてみられてはいかがでしょうか？
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