こんにちは。
居酒屋などのサービス業専門の大阪のコンサルタント。店舗人材活性人の村上俊洋です。
『売上アップにつながる接客のポイント①』
では、お客様の入店時・退店時に感謝の伝わる挨拶をすることが重要だというお話しをしました。
では、店長が『みんな!お客様に感謝の伝わる挨拶を徹底してやっていこう!!』って言うだけで全員が同じイメージで接客できるのか?結果として売上アップにつながっていくのか…?
実際、このレベルではまだまだ効果的とは言えません。
確かに、スタッフそれぞれがその状況に合わせて、お客様に感謝を伝える方法を考え行動することは重要です。
でもスタッフの頭の中が…
『感謝の伝わる挨拶ってどんなの?』
『何をしたらお客様に感謝が伝わるんだろう?』
って、いう状態であれば肝心のお客様には伝わりません。
メンバーのイメージを具体的に一致させ行動することがお店の雰囲気を改善する近道なんです。
そこで、私のコンサルティング先のお店では取組みテーマを絞って全員でやりきる!!っていうことをやってます。
全員のパワーを集結させるのです。
他のことは一切行わないという意味ではありません。まずは、効果的と思えることに絞って全員で取組み
1日も早く結果につなげるという1点突破から全面展開の考え方です。
通常、最低3ヶ月も取り組んでいたらお客様が感じる印象や頂くお言葉にも変化が生じてきます。
その取組みテーマを決定する会議の内容ですが、私がどういう風に進行しているのかを少しお話しさせて頂きますね。
(接客サービス向上会議の進め方)
まず、私はスタッフのみんなに気づきを得てもらい、自発的に取り組んでもらえるようにワークを多く活用します。
①まず複数の店舗がある存在する会社は店舗ごとにグループになる。
(写真はご支援先の神戸三宮を中心に『金魚』・『からす』などの名前で10店舗展開されているワールド・ワングループのCS会議の風景です)
②自分がお客さんとして他のお店に行った時、入店時・退店時の接客で『こんな接客は嫌だった』っていうものを5分以内でできるだけ多く書き出す(箇条書きで)
③では、反対に自分がお客さんの立場として『嬉しい(嬉しかった)・感謝が伝わった』入店・退店時のスタッフの接客について5分以内でできるだけ多く書き出す(箇条書き)←②の逆を考えると良い。
※自分がされて嫌な接客を先に考えた方が結構アイデアが出やすいみたいなので、私はこの順番で行っています。
④各自が考えたアイデアをグループ(店舗)のメンバーに発表し合う。
⑤お店のメンバーで今すぐに改善できそうなアイデアを1つ(または2つ)に絞って決定
⑥各店舗の取組み目標を発表⇒早速店舗で実施
以上が、簡単な流れです。
みなさんが想像するよりも活発な意見やアイデアがでてとっても面白いですよ!!
みんなも自分で考えてみることで気づきも多いようです。
よかったら、参考にしてくださいね。
また、私が嬉しい(感動した)入店・退店時のサービスでなにかあれば是非教えてください!!
みんなで成功事例を共有したいです。
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