こんにちは。居酒屋・ラーメン店・美容室などのサービス業の人材育成やチーム作りのコンサルタント。
店舗人材活性人の村上俊洋
です。
組織の中では、上司の命令は絶対のはず…。
でも、常にあなたの命令に対して、部下が従うとも限らないのが現実。。。
もし、あなたの部下が2人以上いたら、さらに反抗される危険性が高いというこんな話しがあります。
『反抗の心理』
人は、仲間がいると反抗しやすいということが確かめられています。
こんな実験があったらしいです。
2人1組のグループを何組もつくります。
そして、その人たちに理不尽な要求をくだします。
この際、いくつかのグループには、あらかじめ『サクラ』を混ぜておいて、命令が下された時、すかさず『私は嫌です。やりません。』と反抗させる…。
この実験の結果、命令に逆らう割合は、『サクラ』のいるチームの方がはるかに高かったらしいです。
つまり、同調する仲間がいると部下はとっても反抗しやすいということ。
例えば、あるコンビニで人員不足から、毎日長時間勤務してくれているアルバイトさんの勤務時間をさらに伸ばす・週に1回か2回しかない休みを削ってもらう・いつもより少ない人数でやってもらうなどの厳しい要求をする必要が出てきたとします。
そんな時、 『お~い!誰かシフトを伸ばしてないかぁ~?』なんて全員に呼びかけると…。
『オーナー、そんなお願いを私達にする前に、ちゃんとバイトを採用して下さいよ(怒)』
とか
『みんな、体力的に厳しいのでこれ以上のシフトの延長はできません』
などの反抗に遭う危険性が高まります…
厳しい要求や命令をしなければならない時は、必ず適任者を選んで個別にアタックする。
もちろん、部下も命令された後、仲間に言いますので、後で同調されて反抗されないためにも、日頃の上司から部下に対する感謝の気持ちを言葉にしておくことと、命令を果たしてくれた部下に対して、多少の見返りをプレゼントするなどの配慮もあるとベターです。
実際の現場では、厳しい要求をせざるを得ないことも多々発生するし
上司にとっても、厳しい命令をする時は、(多少)ストレスが伴うもの。
少しでも、部下の反抗を抑えながらスムーズに事が運べますように。。。
(ポイント)
多少の無理を頼むときは、大勢の前でなく個人的に頼む。
そして、感謝の気持ちを言葉で伝えることを忘れずに。
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