みなさん、こんにちは!!
店舗人材活性人の村上 俊洋です(^_^)
私が前職で入社2年目の24歳独身の頃(今でも独身)私をマネジャーとして育ててくださった伝説のSマネージャーのお話です。
Sマネージャーは、当時28歳くらい。
めっちゃ美人で、物凄く頭がよくて論理的。おまけに字もきれいだから余計に賢く見える(勝手な偏見)
外部の人からは、『あんな美しい方が上司なんて羨ましい』って言われたものですが、内部からは鬼のSマネージャーと恐れられ、いつも詰められるので緊張しっぱなしで、私には和田アキ子並みの怖いイメージしかありませんでした…。
そんなSマネージャーのおかげで私はマネージャーになれたのですが、そのSマネージャーのほめ方が後々凄くためになるほめ方だったので、ご紹介します
Sマネージャーは、私が営業で契約をとってきてくれた時、非常に喜んでほめてくれます。(ちょっとわざとらしいくらいにオーバーアクションで…)
まぁ、ここまでは良くある話し。
その後です…。
Sマネージャー:『村上くん、なんであの人契約してくれたの』
私:『エヘヘ。なんでなんでしょうか』
Sマネージャー:『ちょっと…。冗談やめてくれる真剣に考えて。次に同じような人が来た場合にまた契約してもらいたくないの』
ってな感じで突っ込んでこられるのです。
最初は、私が全く答えられないもんだからお客様とのやりとりを含めた会話の流れや表情、声のトーン、資料の見せ方などを全て一緒に振り返ってくれ、どこが良かったのか?をしっかり認識させてくれたのです。
そして、そのポイントをスタッフ全員で共有
単にほめられて終わりだけでなく、何故良い結果を出せたのかをSマネージャーが毎回質問してくれたおかげで考える習慣ができ、その習慣のおかげで自分自身の営業成績だけでなく、部下ができたときも営業力の高いスタッフに育てることができたのです。
ほめられて終わりだと、その時のモチベーションはアップする。
でも、ほめられて何故良い結果をだせたのか?と質問され答えを導き出すと再現性が生まれ次の成功確率がアップして嬉しい連鎖が発生する。
そして、その成功の秘訣をスタッフ間で共有すると最強のチームに
毎回厳しく突っ込まれるとスタッフは大変ですが、時には思いっきりほめた後に、『何故、うまくできたの?』
『何故、あなたはそんなことが出来る様になったの?』っていう質問をしていくと、良いトレーニングになります。
Sマネージャー。ありがとうございます。