こんにちは。
居酒屋などサービス業専門の大阪のコンサルタント。店舗人材活性人の村上俊洋です。
居酒屋にて…
『はい!よろこんで!』と連呼するスタッフをみて、 『お前ほんまは全然喜んでないやろ!!』と心の中で突っ込み。
コンビニにて、目も合わさず無愛想な店員に
『ありがとうございました』って言われても、 『絶対にありがとうなんて思ってないやろ!!』と心の中で突っ込んでしまうのは私だけ??
いくら接客マニュアルなどによって、セリフを覚えて使ってもお客様はそのスタッフが感謝の気持ちを込めて言っているのか、そうではなく口先だけなのかはお見通しです。
お客様は、スタッフの表情・雰囲気・声のトーン・心配りなどを通して感謝を感じるのです。
では、一流のマナー講師の方に研修してもらえばよくなるのか?
そうともいえません。(もちろん接客マナーは重要だと思いますが)
肝心のスタッフに感謝の気持ちがなければ、どんなに素晴らしい先生が指導しても、効果に結びつくとは思えません。
かといって、スタッフに対して、社長や店長が『お客様満足の追及』とか『お客様に感謝の伝わる接客をしよう』と口をすっぱくして言ってもそれも表面上に終わる可能性が高い。
ではどうすれば良いのか?
簡単です。
社長や店長が、そこで働くスタッフに対して感謝の気持ちを日々伝えることです。
1回や2回伝えてもダメ。
スタッフの頭や身体の中が社長や店長からの感謝の気持ちでいっぱいになって、溢れるくらいに…。
そして社長や店長からの感謝が身体から溢れて毛穴?を通して外に溢れた時、お客様に感謝の伝わる接客ができるようになります。
スタッフの行動が変わっていない状態は、まだ感謝が足りない状態です…。
上司から感謝されてないスタッフがお客様に心からの感謝を伝えることは非常に困難です。
あなたが命令だけで部下を動かそうとすると、あなたが見ていないときさぼろうとする部下が育ちます。
あなたが感謝で部下を動かそうとするとき、自発的に動きホスピタリティの高いスタッフが育ちます。
あなたは、どちらを選択しますか?
人間は、自分を大切にしてくれる人のために最大のパフォーマンスを発揮します。
部下も、自分の存在を認めてくれるあなたにきっと感謝するはずです。
まずあなたから、お店の中を感謝というプラスのオーラでいっぱいにしませんか?
明日、具体的な感謝を伝える方法を書きます。
よかったら参考にして下さい。