組織の利益とモチベーションをアップさせる 人材育成・チームビルディング

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なぜ、リーダーの部下に対する『何回言ったらわかるんだ!』が無くならないのか?

こんにちは。サービス業で店舗展開を目指す成長意欲の高い経営者様の『外部の右腕』として、ご支援先のビジョン実現を『人(育成・チーム作り)』の面でサポートする村上 俊洋です。

どこの会社やお店でもリーダーと部下との間にはこういう会話がつきものです…

リーダー:『だから何回も言っただろ!このままだったら、絶対に失敗するぞって…』

リーダー:『良かれと思って、俺はアドバイスしてやってるのに…。言うこと聞かないからお前は上手くいかないんだよ』

リーダー:『ほらな…。だからこのまま放置したらクレームにつながるって言ったじゃないか?』


『お前のためを思って、こっちは口を酸っぱくして言ってやっているのに、なんでお前は俺のいうことがきけないんだ?』

『もう、知らないからな!!お前自分で勝手にやれ!!』


『バカ!』(バカは余計ですね…)

私自身、何百回も何千回も言ったセリフです。

では、なぜいつの時代もどこの会社やお店でもこういう会話が尽きないのでしょうか?

原因は1つではありませんが、主な理由としては

・立場や経験の違いによる情報量の差があるからです

・立場の違いや経験値に差があることによって圧倒的に視野の広さが違うのです


リーダーと部下を比較した時
・その仕事での経験値
・失敗やそれを乗り越えた経験の数
・仕事のやりがいや楽しさ、得られる充実感
・責任の重さが違うことによる危機感の差
などなど…

これらが、圧倒的に違うのです。

そして、リーダーが経験してきたことで、部下が未経験のモノに関しては、部下としては視野に入らないので見えない…。
多くの人は、自分が見えないもの、経験したことのないものに対してはなかなか実感が湧かないのが現実ではないでしょうか?

図にすると、こんな感じです。
(絵が下手ですみません…)



あなたと部下とでは、経験の差・立場の差によって見えている景色が全然違うので、あなたにとっての当たり前が、部下にとっては全然実感する形で伝わらない…。

上司からしたら、ハッキリ見える、危険ややりがいが部下の視野には全然入らない…

だから、上記の様な会話がいつの時代も繰り返されるのです。

では、どうすれば良いかというと…。

・場所、タイミングを変えて重要なことは何回も言ってみる

・セリフ(伝え方)にたくさんのバリエーションをもつ

・優しくいったり、厳しくいったり表現方法も変えてみる

・言う人を変えてみる

・許容範囲の失敗であれば、自分でさせてみて、1回失敗させてみる

・他人や他社の失敗事例・事故事例をもとにケーススタディを行う

・立場を引き上げる(リーダーになって初めて上司のいうことが心から分かります)


などなどを根気よく、手を変え品を変え行うことが必要になります。

そんな根気が必要な時、リーダーが心を整える時に知っておいて頂きたい図が上記のイラストです。

『あぁ~。俺も昔、親に何度も言われていたことで実感がなかったことがたくさんあったけど、今、親の立場になって初めて理解できたこともたくさんあるもんなぁ~。まぁ、今の部下もそういうことか…』

という事実をしっておくということ。

これを知っているか、知らないかであなたの心の整え方が変わってきます。

リーダーのみなさんなら、もうすでにそんなことを分かっている人が多いと思いますが、怒りの感情が襲ってくると、結構この図を忘れて、言ってはいけないことをいって余計に部下との関係を悪化させることもあります。

ですから、そういう時、ちょっと深呼吸して私の図を良ければ思い出して下さい。
学生時代から、絵が下手だった、美術も10段階で3か4だった私が、恥を忍んであなたの心を整えるツールを作成するために描きましたので是非活用して下さいね!

追伸:このイラストでさえ、8回書き直しました…

ちなみに、私が犬を描くとこんな感じになります。。。

連休明けのみなさまに笑顔を!!

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