こんにちは。サービス業で店舗展開を目指す成長意欲の高い経営者様の『外部の右腕』として、ご支援先のビジョン実現を『人(育成・チーム作り)』の面でサポートする村上 俊洋です。
私は仕事柄、毎日色んな経営者やリーダーの方々とお会いしています。
そんな方々とお会いしていて、特に部下の心をうまく巻き込みながら組織を拡大させることができているリーダーには人間的な部分でも素晴らしいと感じる点が多いです。
また、それらの中にはたくさんの共通点が存在します。
今日は、その中でも特徴的なものを3点ご紹介しますね!
では発表します!
・挨拶が気持ち良い
・礼儀や身だしなみがしっかりとしている
・時間を守る
・挨拶は『コミュニケーションの基本』です。気持ちの良い挨拶を自分から率先して行うことは『相手をきちんと認めていますよ!』という心の表れになります。
・『身だしなみ』とは高価なものを身に着けているとか、めちゃくちゃお洒落!という意味ではなく、『清潔感がある』・『目の前の相手に対して不快感を与えない』などの『相手に対する思いやり』の心が身に着けるものになって表れているのです。(自分がどうか?ではなく一緒にいる相手がどう感じるか?という感受性はとっても大事だと思います)
・最後は『時間を守る』。これも言うまでもありませんね。
いかがでしょうか?
『そんなの当たり前だよ!』という声が聞こえてきそうです(笑)
確かに、自分が尊敬する相手。大事な取引先やお客様相手にだったら、誰でも当たり前にされていることだと思います。
でも…。
私が素晴らしいなって思うリーダーの多くは、上記の3つのポイントを自分の部下に対しても(または、部下の前であっても)きちんと実行されている。または実行しようと心がけている点です。
もちろん、リーダーと言えども100%完璧な人など存在しないので、『絶対に!』とは断言しませんが、意識されているなっ!て感じる方が多いです。
人の育成に関わる時、非常に重要なのが
何をいうかより、誰がいうか?
です。
部下からの信頼がなければ、あなたがいくら正論を言おうが、素晴らしいことを言おうが部下に対して何の影響力も持ちません。
そこで、部下との信頼関係を築く上でリーダーが意識しなければならないことが
言行一致(げんこういっち)
です。
言行一致とは、『言っていることと、行動していることが一致していること』という意味です。
言ってることと、やっていることが一致していない人は人から信頼されません…。
また、人によってコロコロ態度を変える人も信用されません。
食欲に負け、好きなものを好きなだけ食べた結果ブクブクと太ってしまった人が、いくら素晴らしいダイエットの理論を身に着けて、他人の前で語っても説得力はありません。
『人や物事の長所に焦点をあてましょう』、または『プラスの言葉を意識しましょう』と普段から研修やセミナー、ブログで言っている私が、実際『人の悪口は3度の飯よりも大好物!』または、『いつも愚痴ばっかり言っている人間』だったら、きっと誰も私の言うことを聞かなくなってしまうと思います。
大事なお客様、尊敬する人と会う時は、誰だって『気持ちの良い挨拶や時間厳守』または『身だしなみを意識する』くらいのことはされると思います。
でも…。できるリーダーは、
ついつい甘えが出てしまいそうな、部下に対する時こそ、上記の3つを意識して実行しています。部下に自分が見られていることをしっかりと理解しているのです。
お客様の前であろうが、部下の前であろうが、その一貫した姿勢を示すことが信頼につながります。
部下は、待ち合わせで社長が3分遅れてきても、普通文句は言いません。
でも…。もしあなたが部下に対して『社会人として時間厳守は当たり前!』という話をした時、あなたの部下はどう思うでしょうか?
きっと『社長だって遅れてるやん…』
って思うのではないでしょうか?
これは、挨拶、身だしなみにおいても同じです。
挨拶・礼儀・時間厳守は人の育成に関してとっても大事な事柄です。
部下の前でこそ、さらに意識をして見本になる。
そんな姿勢をみせることを意識できるか、どうかであなたの影響力や、部下の成長度合いにも大きな差がついてきそうですね。
部下に強い影響力を発揮できるリーダーは、大事なことを『無意識ではなく、意識して取り組んでいる』
挨拶・礼儀・時間厳守など人の育成において大事な基本をリーダーから部下に意識して見せていきましょう!
もちろん、人間ですから完璧は難しくても、あなたが努力している姿勢も含めて部下は見ているものです。