こんにちは。サービス業で店舗展開を目指す成長意欲の高い経営者様の『外部の右腕』として、ご支援先のビジョン実現を『人(育成・チーム作り)』の面でサポートする村上 俊洋です。
自分と他人は絶望的なくらいに違う…
私のブログでも頻繁に出てくる言葉なので、すでにあなたはご存知だと思います!(^^)!
私は、この『事実』を受け入れることができて非常にストレスが軽減し、成長もできたと思っています。
私の昔の職場は、外国人がたくさんいて、国籍だけでも10か国以上の人たちと一緒に仕事をしていました。
外国人スタッフに自分の考えが上手く伝わらないのは、多少のストレスはありましたが、まだ『育った国が違うんだから、常識や価値観が違っても仕方がないな…』、また『言葉が違うから上手く伝わらなくても仕方がないな…』と諦めたり、我慢することができたのですが、日本人同士なのに、考えが伝わらなかったり、意見や考えが違っていると、もう我慢を押さえることができません…
『なんで、こんなことが分からないんだ!常識だろ(怒)』
『なんで私の言っていることが伝わらないんだ…。理解力がないんじゃないか?』
など、
自分=正解
自分と違う相手=間違い
という超傲慢な態度が相手とコミュニケーションを図る際に出ていることが多々ありました。
自分と他人との違いを非難したり、力づくでコントロールしようとしていたので、スタッフとの関係においてはたくさんの失敗をしてしまいました(涙)
でも…。
数々の失敗を繰り返すうちに、徐々に反省し、自分伝え方を相手に合わせて変えてみたりしたんですね。
昔の様に
『A君にはうまく伝わったのに、B君にはうまく伝わらない…。B君はアホじゃないか?(ひどい…)』
という発想ではなく
『A君とB君は違うのだから、ちょっと違う伝え方を工夫してみよう…と。』
そうすることを続けることによって、自分が他人に伝える表現力の引き出しがたくさん増えていったのです。
結果、多くの人を前に話しようになったり、たくさんの人の育成に関わる際に面談などで話すとき、かなりバリエーションが増え相手に伝わりやすくなったのかな?って思います。
人によって、右脳派、左脳派。男性脳、女性脳。などなどそれぞれ特徴が違います。
理屈できちんと説明しないと伝わらない相手もいれば、感情で伝えたり図で示すと理解しやすいタイプの人もいます。
やり方をマニュアルの様にきちんと説明しないと理解できない人もいれば、『何のためにやるのか?』という目的や意味を伝えないと理解してくれない人もいます。
人は自分とは絶望的に違います。
そして、不特定多数の他人が全て自分自身に合わせてくれるなんて不可能です。
であれば、自分がコミュニケーションの幅を広げ色んなタイプに伝える術を身につける方が早い!
自分の考えや気持ちを正確に相手に理解してもらうのは難しい時もたくさんあります。
でも、リーダーは色んなタイプのスタッフにもきちんと伝えることができるように表現力を常に磨き続けていきたいですね!
私の言いたいこと、伝わっていますでしょうか(笑)