こんにちは。

 

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

『外部の右腕』として、

 

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上 俊洋です。

 

今日は、昨日に続いて

 

『ほめる』・『叱る』より

大事なこととは？ その2です

 

 

昨日の記事は

 

『ほめる』・『叱る』より大事なこととは？

その1をご覧くださいね

 

人の育成に関わるうえにおいて

『ほめる』・『叱る』よりも

 

『誰がいうか』というような…

 

 

相手との関係性

 

 

は非常に大事であるというお話し

をしました。

 

そして、その『誰がいうか？』という

ポイントには２つあって、その１つが

 

 

あなたが、それを言って

説得力のある人か

どうかが問題。

 

というお話しでした。

 

 

今日は、２つめのポイントを

お伝えしたいと思います。

 

それは…

 

 

あなたが、スタッフや相手にとって

『不快』ではなく、

 

『快』の

 

存在であるかどうか

ということです。

 

『快』の存在とは、

 

例えば…

 

・この人は私の味方

 

 

・この人は私の気持ちをよく

理解してくれている

 

 

 

・この人のいう事は納得できる

 

・この人のためなら頑張れる

 

などなど…

好意的な関係であるということ

です

 

 

この関係性がないと、いくら

あなたが、正しいことだと思って

相手に伝えても…

 

相手は感情的にあなたの

いうことを受け入れることが

出来ずに、行動に変化が

表れにくいです

 

では、一体…

 

あなたが、部下にとって『快』の

存在になるためにはどういう

ことが必要でしょうか

 

 

例えば、私の周りの人心掌握が

得意な人間力の高いリーダーに

教えて頂いた例をお伝えすると…

 

・自分にとって大事な

『お金』と『時間』を

使ってあげる

 

 

『お金』は高価なものという

訳でなく、ちょっとしたご飯や

ジュースをご馳走してあげる

などのレベルです。

 

 

そして、『時間』は、自分の時間を

割いて、部下の相談に乗って

あげたり、部下の技術指導などに

付き合ってあげることです。

 

 

上司にとって、大事なものを

私に使ってもらえているという

ことで、

 

 

『自分はこの人に大事に

されている…』

 

 

という気持ちが芽生えますからね。

 

 

ちなみに、行動科学の格言に

 

『人は、自分を認め大事にしてくれる

人のために最大のパフォーンマンスを

発揮する』

 

というものがあります。

 

 

その他は…

 

・スタッフ以上に、本人の可能性を

信じている

 

 

・スタッフの仕事ぶりをよく観察していて、

良い点は、伝えることができているので

スタッフは『店長は良く見てくれているな』

と感じている。

 

 

・スタッフの気持ちに寄り添っている

 

 

・スタッフの味方になって応援している

 

 

・とにかく、本気で向き合っている

 

などが、挙げられます。

 

他にもありそうですが、あなたは

いかがでしょうか

 

 

『不快』は、『快』の反対ですよね

 

・応援ではなく、ダメだしばかりする

 

・本気で向き合わず、口だけの正論を

ぶつけてくる…

 

・自分の可能性を信じてくれていない

 

・店長や社長という立場だけで偉そうに

言ってくる

 

 

などですね…

 

いくら、正しい方向に導こうと思って

『叱った』としても…

 

部下にとって、あなたが『快』の

存在でなければ…

 

『あなたには言われたくない』

 

という感情が湧き起り、行動に変化

が生まれにくいものです。

 

『ほめる』・『叱る』もその行為自体が

ゴールではありませんので、

もし、部下があなたのいう事を

聞かない…

 

という状況に陥っていたら

 

さらに強く叱る

 

のではなく…

 

あなたが、部下の『快』の

存在になるにはどういう

行動をすれば良いか

 

 

を考えて、自分の相手に対する

接し方を変えればお互いにストレス

なく、変化が生まれますよ

 

私たちの仕事は、正論をいうのが

仕事ではなく、部下に正しい方向性で

行動してもらうことが大事ですからね

 

おしまい