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(毎日更新ブログ 395日目)
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
約2週間くらい前の話しに
なりますが、ご支援先の飲食チェーンで
スタッフの人事異動が発生した際…
佐々木さん(仮名)という、スタッフを
送り出すA店長と、受け入れるB店長との
間でこんな会話がありました。
B店長(受け入れ側の店長)
『A店長、佐々木さんってどんな
人ですか』
と…
その質問に対して、佐々木さんを
送り出すA店長はこんな風に
B店長にお伝えされていたんです
A店長
『佐々木さんは、何か新しい事を
覚える時、店長がビックリされるくらいに
物覚えが悪いかも知れません…』
『でも…。根気よく教えてあげたら
他のどのスタッフよりも、自分が教えた
通りに忠実に手を抜かずにやって
くれるんです…』
『教えられたことを忠実にやり抜いて
くれる姿勢は、誰も真似できないくらいに
凄いです』
『だから、どんなことでも最初は手がかかる
かも知れませんが、きっとB店長にとって
佐々木さんは安心できる存在になってくれる
はずですからよろしくお願いします』…と。
私は、きちんと、長所に焦点を当てて
スタッフの引き継ぎを行うA店長は素敵だ
なって思いました
これを聞いた、受け入れ側のB店長も
佐々木さんの、最初は物覚えが悪いと
いうことよりも、教えたら後々は誰も
真似できないくらいにやりぬいてくれる…
という長所に期待しながら
指導される確率がアップしたのでは
ないでしょうか
さて…
あなたは、『ピグマリオン効果』という
理論を聞かれたことはありますか
これは米国の教育心理学者の
ロバート・ローゼンタールが提唱した理論で…
期待を込めて他人に接すると、
相手もその期待に応えるように
なるという現象。
例えば、学力が普通の生徒に対して、
教える側の教師が、「彼は優秀だ」と
思い込んで指導した結果、
その思い込みをせずに指導した同等の
学力の生徒よりも成績がよくなった。
というものです。
ローゼンタールはいくつかの実験をして、
それを証明する結果を得ていますが
期待と成果の相関関係について…
「人は期待されたとおりの
成果を出す傾向がある」
という結論が導かれました。
私たちも、上司が自分に本気で
期待してくれているかどうかって
言葉ではなくても何となく感じますよね。
もし、上司が自分に対し、心から
期待してくれていたり、信頼して
くれていれば
よしっがんばるぞ
というやる気も湧いてきますし…
反対に、上司からの期待を
感じることが出来なければ…
やる気を失うこと
ってありますよね
また、自分が部下を育成する
側であったとして…
このスタッフは期待できそうだと
思えば、教える気力も湧くので、
教える情熱が高まりますが…
誰かからのマイナス情報で、
そのスタッフがダメだという
印象を抱いていると
教える時の情熱も高まりづらい
結果、スタッフの可能性を
引き出せるかどうかに関して
大きな違いが生まれることが
多いのかな
って私の体験上もうなづける
理論です。
どんなスタッフでも長所もあれば
短所もあります。
でも、そのどちらにあなたが
焦点を当てるかで、そのスタッフの
見え方が違ってきますし
あなたのスタッフに対する指導の
熱意も変わってくるのではないでしょうか
そもそも会社が採用した貴重な人材を
店長の権限で勝手にクビにすること
など許されませんし…
せっかく、何かの縁で一緒に仕事を
したスタッフですからね
まずは、私たちがスタッフの
長所を見つけながら、期待を伝え
根気よく育てていきたいですね
手がかかっても、スタッフが育てば
あなたにとっても非常に助かることが
多いでしょうしね
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業60店舗の統括マネージャーとして、社員500人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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