【毎日更新ブログ 1759日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
仕事ができる人が兼ね備えている資質の
１つに…
『想像力』
というものがあります。
ここで、私が使う『想像力』とは…
・相手のことを思いやる力であったり…
・仕事の１つ先をイメージする力の
ことです。
よく、自己啓発の本などを読んでいると…
『働くとは傍（はた）を楽にすること』
と言われていて、周りの人を楽にしたり
楽しませることが出来る人が必要とされ
評価もされると言われています。
まさに、その通りだと思います。
仕事は自分一人で完結できないことが
ほとんどな訳ですから…
自分の仕事が提出期限を遅れたり、ミスが
発生すると、他の部署の仲間に迷惑が
掛かったり
お客様に迷惑をかけて信頼を失うことにも
つながります。
逆に…
こうしてあげたら、相手は助かるだろうな…
と気配り・心配りが出来る人や
相手に喜んでもらうために、ひと手間かけて
丁寧に仕事をしてくれる人は本当に喜ばれ
ます。
例えば、手書きの提出書類（日報）などを
読んでいても、字の上手い下手ではなく
読み手の立場に立たず、雑な字を書いている
人は想像力（思いやり）がないと感じます。
でも…
『想像力のない人』に対して…
『もっと、周りの人のことを考えなさい！』
と注意したところで、想像できないのだから
改善されないことが多い。
では、どうすれば良いのか？というと
１つの方法は…
『相手の立場を経験させてみる』
ということがあります。
実際に、私のパートナー企業のお肉の
食品加工メーカーであった話では…
製造部は時々、見た目が悪い状態でお肉の
カットをして自社の店舗に出荷する。
すると、店舗は売りにくいし、お客様から
クレームを言われることもある。
反対に、店舗は製造部の都合を考えずに
発注期限を守らず、時々急な発注をかけて
製造部を混乱させる。
何度か注意してもなかなか、この状況が
改善されなかったので、役員と相談して
会社が忙しくない時期に2週間の社内留学
ということで…
工場の主任クラスでコミュニケーション能力の
ある人間を店舗に配置し
また、
店舗のリーダークラスの人間を工場に配置し
お互いの部署での仕事を経験させたり、
他部署のスタッフやパートさん達と
コミュニケーションを図る機会を与えました。
すると、想像力がなくても、リアルに体験すれば
『自分事』として捉えることができて、徐々に
気配りや配慮が芽生える様になったんですよね。
また、お互いの立場から色んなことを提案
できたことで、商品の改善や、商品知識の
アップにつなげる相乗効果も生まれました。
これと似たようなことで言えば…
若手のスタッフに、新人指導を任せてみること
によって、指導側の気持ちを理解させることが
できる。
イベントなどで1日店長体験などをさせることで
『立場が人を育てる』という言葉通りに、
意識が高まる。
ロールプレイによって、お客様の気持ちを
体験させてみることで気づきがある。
などの効果もあります。
『もっと、相手の事を考えて仕事しろ！！』
『もっと、先のことを考えて仕事しろ！！』
と言ったところで、経験値が足りないと
想像できない人も多いですからね。
リアルなイメージができるように、
疑似体験でも一度その人の立場を自分事と
して感じさせてみるというのも
気づきがあって改善につながりやすいです。
会社によって、出来ることに限りはあるかも
知れませんが、是非よかったら参考にして
下さいね！！
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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☆5～10店舗の飲食店などのサービス業を展開する会社でさらに今後10店舗～20店舗に拡大していきたい！という成長意欲の高い会社の店長教育・社員、アルバイト教育
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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