こんにちは。店舗人材活性人の村上俊洋
です。
私は前職、部下の数が100人を超えたあたりから大きな壁に当たり、部下を大量に退職させてしまった苦い経験があります。
会社は、急速に拡大している時期。店舗展開に力をいれて、スタッフも大量採用を始め、統括する店舗数や、抱える部下の数も一気に増えた時です。
私にとっての大きな悩みはこんな感じです。
・新規出店をしなければならないが、店長が育っていない。
・スタッフのモチベーション低下が表面化してきている。
・スタッフのサービス・営業力の水準が低下している。
・離職率が高くて常に人材不足…。
そして、上手くいかない焦りからこんな感情・考え方が私の頭の中を支配していました。
・仕事やねんから、スタッフは仕事して当然。
・店長やねんからこれくらい頑張って当然。
・部下から感謝されたいとは思ってなかったけど、部下に対する感謝は極端に不足していたかなぁ?
そんな感情と焦りから、部下を力任せに命令や指示で動かそうとして、叱ってばかりいました…。
部下からしたら、こんな感情だったかも知れませんね…
・なんでこんなにがんばっているのに認めてもらえないのか?
・なんでこんなにがんばったのに叱られるのか?
・上司は私の気持ちなんて全く理解してくれない。会社の都合ばかり押し付けて自分勝手な奴だ(怒)
あなたは、 『自己重要感』という言葉をご存知ですか?
人間は、自分を価値ある存在だと思いたいという強い欲求です。
・感謝されたい
・認められたい
・褒められたい
という気持ちですね。
『自己重要感』という感情は非常に強く、この感情が満たされていない職場だと、悲しいことに人はその職場を離れてしまいます。。。
『自己重要感』を満たしてあげるために必要なこと。
・部下を認めてあげること→共感の姿勢でゆっくり話しを聴いてあげると効果的
・当たり前だと思うことにも、感謝の気持ちを伝える。ねぎらいのことばをかける。
・部下の長所や頑張りを伝えてあげる(ほめる)
これが、離職率を下げる非常に効果的な方法です。
リーダーのあなたも、大きなプレッシャーやストレスを抱えた状態ですから、部下の当たり前をねぎらったり・褒めたり・感謝したりするなんて簡単なことではありません。
でも…。これ以上あなたの悩みを増やさないために私の大きな失敗体験から得た教訓をお話しさせて頂きました。
あなたなら、きっと部下と良い関係が築けて職場に行くのが楽しくなるはずです!!
応援していますよ(^_^)
店舗人材活性人の村上俊洋でした。