【毎日更新ブログ 1677日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
今日は、部下を上手にまとめて行動に導き、
成果につなげることができるリーダーの
口癖の1つをご紹介したいと思います。
まずは、反面教師から見ていった方が
分かりやすいかと思いますので、昔の
私の会社の話から…
前職で、47店舗の営業統括マネージャーを
していた時の話です。
毎月、各店長から営業成績の報告書を
提出してもらい、その中に『振り返り』と
『来月の取り組み』についてコメントを
書いてもらっていたのですが…
成果を出すことができない店長の口癖の
1つにこんな共通点がありました。
それは何かというと…
曖昧な『スローガン的な言葉』が
多いことです。
例えば…
『〇〇を徹底します!』
という言葉。
『徹底します!』という言葉を報告書で
よく使う店長ほど、取り組みが
いつまで経っても徹底されていません
でした。
しかも、その何割かは…
『徹底』しますという漢字を
『撤底』します。と間違って書いて
います(苦笑)
(昔は手書きだったので…)
まぁ、漢字の間違いは、私もあるので
偉そうに言えないのですが、問題は
曖昧な『スローガン言葉』をよく
使うこと。
もちろん、彼らの気合や気持ちは十分に
理解できるんですけどね…
・お客様へのキャンペーンの案内に
関して、徹底を図ります
・みんなで意識を高くやっていきます
という言葉は、その言葉自体に
『基準』と『具体性』がありません。
・『徹底』ってどういう状態?
・『意識高く』というのはどういう
状態?
また、その状態を実現するために
具体的に『いつ』・『何を』するのか?
『基準』と『具体性』が曖昧なので
いくら、リーダーがスローガン的に
声をかけても、部下は行動に移すことが
できないんですよね。
決して、スローガン言葉が単に悪いという
訳ではなく、人が動くときには『具体性』が
必要だということです。
今のコロナ渦の様に、多くの会社が
売上的に逆境に立っている状態。
変化のスピードが激しい時代
リアルなコミュニケーションが不足する
オンラインの時代
そんな時に、部下を上手にまとめて
行動に変えてもらおうと思えば、
『スローガン的な曖昧な言葉』ではなく
『具体的な言葉』を使う必要があります。
是非、普段何気な部下に指示する際に
使っている言葉に曖昧さがないか?
基準が明確か?
を再度振り返ってみると良いかも
知れませんね。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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