【毎日更新ブログ 1695日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
先日、台湾初のドン・キホーテが台北市の
西門町(日本でいう原宿的な場所)にオープン
しました!
名前は…
「DON・DON・DONKI」です。
お店は24時間営業。売り場は地下1階から
3階までのフロア。
日本から直送した生活用品や化粧品、
雑貨、お菓子、農水産物などを扱うそうで、
オープン後、今のところ大人気とのこと。
もともと、日本に旅行で訪れる台湾人の
多くは、ドン・キホーテで買い物するのが
大好き。
日本でしか買えないお菓子や雑貨などを
お土産にしたり…
台湾では買えない化粧品や商品を購入する
楽しさを体験しているようです。
ちなみに、価格のほとんどは日本と同価格
ということで、日本では激安だったとしても
台湾人にとっては高価なものになるケースが
多いのが今後の課題になるんでしょうね。
台湾人の友達とスカイプで話をしている際に、
ドン・キホーテのオープンや、去年開業した
金沢の高級回転寿司などの例を挙げ…
「ドンキなど日本で人気のお店が台湾に出来たら、
わざわざ日本旅行に行く人が減るんじゃないか?」
と心配していましたが、私はむしろ逆じゃないかな
?と感じています。
日本旅行をしたことがなく、ドンキのことを
知らなかった台湾人が日本に興味をもって
もらう1つのきっかけになることも考えられますし…
日本が好きで旅行でよく訪問してくれている
台湾人たちが、台湾のドン・キホーテや高級な
回転寿司に行くことで、
「やっぱり、本場のお店にも行ってみたいな!」
「ドンキをきっかけに日本旅行の思い出が蘇り
、また、日本に行きたい!!」
などと、興味を抱く人の分母が増えると思って
いるからです。
まずは、認知度がアップすることでビジネス
チャンスが拡大するという点では良いと思います。
しかし…
問題は、ここから先が勝負。
実際に、台湾で興味を抱き、日本のお店を訪問した
台湾人が…
「なんだ…大したことないな…」
「これなら、台湾のお店で十分だ…」
と感じてしまったら、せっかくのチャンスも
台無しですからね。
しかも、オリジナルである日本のお店の
ブランドイメージに傷がつけば、台湾のお店の
魅力もなくなっていくのは明らかです。
海外展開、自社商品の販路拡大など、
ビジネスチャンスを求めて広げていくことは
とても有意義なことですが…
肝心のお店に訪れたお客さまが、がっかり
しないように自社店舗の魅力を磨き続ける
ということはとても大切だと感じます。
現在、日本の多くの飲食店でもデリバリーを
行ったり、冷凍食品などの開発に取り組んで
いますが…
デリバリーでラーメンを注文し興味をもって
くれたお客様が…
「次回はお店で本当の味を食べてみたいな」
と興味を抱いて来店してくれたのに…
「いざ、お店を訪問したらお店が汚くて
がっかりした…」
「店員さんの接客が悪く、お店も暗い
ムードで、これなら自宅で食べている方が
マシだと思った」
「商品の盛り付けが汚かったし、餃子などの
サイドメニューが丸焦げだった。」
などなど…
そんなことになったら、販路拡大している
意味がなくなるし、そもそものお店の価値が
完全に失墜してしまいますからね。
販路拡大を含めて、多くのお客様にお届けする
方法を考えながらも、自分のお店のレベルアップ
は磨き続ける。
その姿勢はとても大事だと思います。
どれだけ、商品開発したり、販路は拡大しても
あなたのお店に魅力があってこそ、勝機が
生まれるもの。
足元を固めながら、攻めに転ずることを
忘れない様にしたいですね。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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