ブログ毎日更新365日達成記念 読者プレゼント

『儲かるコミュニケーションの宝箱』 ～個人面談を効果的に行う方法編～ お申し込みはこちらから

【毎日更新ブログ  　892日目】

こんにちは。

 

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

 

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上 俊洋です。

 

 

昨夜、電車に乗っている時

席に座って本を読んでいたら、

ある大きな駅に到着後、たくさんの

人が乗ってきました。

 

 

私の目の前に、同じ会社の同僚という

雰囲気の20代の細身の女性1人と男性3人の

合計4人のグループが立って話しを

していたのですが…

 

 

私があることに気づいて、その

グループの中の20代の女性に

 

『良かったら、どうぞ！』

 

と席を譲ろうとしたんです。

 

すると、その女性は笑顔で

 

『ありがとうございます。でも

次の駅で降りるので、大丈夫です！』

 

と言って頂いたのですが、一緒にいた

20代男性の同僚の方々は、その女性に向かって

ひそひそと…

 

 

『えっ？どういうこと？』

 

『なんでお前、席譲られてるの？』

 

と…

 

半分、笑うような感じで女性に

質問されていたんですよね…


 

彼らのその会話を聞きながら少し

気まずくなって、女性に席を譲ることを

提案した自分自身に恥ずかしくなって

いたのですが、その時女性が仲間に

対して…

 

 

『これに気づいてくれて、席を譲ろうと

してくれたんだよ！！』と

 


マタニティーマークを見せながら

説明してくれたことで、男性たちも

『あぁ~。なるほど！！だからかぁ~』

と納得されていた様でした。

 

 

そして、電車が次の駅に到着し

女性たちが電車を降りる際、

再度私に対して…

 

『お気遣い本当に嬉しかった

です。どうもありがとうございました。』

 

と笑顔で丁寧にお礼を言って

下さったのです。

 

 

私はその女性の心の素敵さに

本当に救われたのですが…

 

 

もし、女性からのフォローが

なかったら小心者の私はきっと…

 

 

『席を譲るなんてしなかったら

よかったなぁ~』と後悔して

次に席を譲るシーンになったとき

行動をためらうことになっていた

かも知れません…

 

 

さすがに、もうこの年齢になって

『ふんっ！なんやねんっ！』

『次から、死んでも席を譲るかっ！』

とは思いませんでしたが、軽いトラウマに

なっていたかも知れません(笑)

 

 

このシーンの後、電車を降りて

独りで歩きながら私は、ご支援先の

尊敬する『高知名物 屋台餃子  安兵衛』の

店舗統括部長が先日のミーティングで

社員たちに語っていた内容を思い出しました。

 

 

それは、どんな話だったかというと…

 

 

若い新人のアルバイトの子たちが

一生懸命にがんばって行動した時

ミスをしたとしても、絶対に茶化すな！と…

 

 

例えば、お客様がトイレに行こうと

思って立ち上がった時に、お帰りになると

勘違いしてしまったスタッフが

『ありがとうございます！！』

と間違って言ってしまっても…

 

 

茶化したり、『アホやぁ~。間違えよった！』

なんて冗談でも言ってしまうと、その子は

次に良い行動をしようとするときに

躊躇する様になるぞ！！と。

 

 

それでなくても、特に若い世代にとっては

『善い行い』とか『真面目な行い』という

のは照れもあって恥ずかしく感じるもの…

 

 

せっかくの良い行動にトライしようと

した姿勢をしっかりと認めてあげることが

大事だと！！

 

 

私は10代の若いスタッフではありませんが

まさに、実体験を通じて統括部長のいうことの

大切さを実感しました…

 

 

行動を起こしたら良いとは

分かっていても、心の中で

 

『失敗したら恥ずかしいな…』

 

とか、

 

『良い行動をしたら、ええかっこ

してるみたいで恥ずかしいな…』

 

という気持ちを抱いているスタッフも

たくさんいます。

 

 

そんなスタッフの勇気を後押し

してあげるために必要なのは

そのスタッフが行動してたことに

対する…

 

『ありがとうね！』

という言葉や

 

 

例え、行動が失敗したとしても

 

『ナイストライやっ！！』

 

としっかり行動自体を認めてあげること。

 

 

そんな、あなたの一言で

スタッフの心は折れずに済み

あなたの望む行動を勇気をもって

挑戦し続けるスタッフがたくさん

生まれるのではないでしょうか？

 

 

あなたも、スタッフに対して

望む行動をしてくれたスタッフに

対して、『ありがとう』が言えていますか？

 

 

例え失敗したとしても、挑戦した

ことに対して『ナイストライ！

（次は絶対に成功するぞ！）』と

称賛や励ましの言葉をプレゼント

できていますか？

 

 

 

良い行動は『良い！！』とみんなで

称賛できる組織風土が健全なチームを

つくる大きな一歩です！！