【毎日更新ブログ 969日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
先日、全国にサービス業で
数百店舗展開する企業様の
店舗のサブリーダー向けの
研修の打ち合わせを打ち合わせを
していた際…
事業部長さまからこんなご相談を
頂きました。
店長は本社から抜擢して赴任する人材も
いるのですが、サブ・リーダークラスは
全員現場からの『叩き上げ』ばかり…
『叩き上げ』で昇格した人たちは
現場での豊富な経験が認められた
人たちなので個人としては非常に
優秀なのですが…
部下育成に関していうと…
自分の基準で部下を当てはめて
しまって…
『どうして、こいつはこんなことも
出来ないんだ…』
『こんなにやり方を教えてやっている
のに、いつまで経ってもできないんだ…』
などと、仕事に対しては自信がある分、
自分はできていると思っていて、
部下が仕事ができないのは部下の責任に
してしまっている傾向が強いんですよ…と。
確かに良くある話です。
現場力が高く、会社からも評価されて
サブリーダーに昇格した人は、自分の
仕事の進め方を確立していたり…
仕事に対する責任感や意欲も非常に
高い人が多いですからね。
しかし、そんな確立した自信と
ノウハウが部下を持った時に
足かせになることが多いんですよね。
昔からスポーツの世界などでは
『名選手名監督にあらず』
という言葉がありますが…
(実際には名選手かつ名監督になった素晴らしい
人たちも多いですが)
自分のやり方や考え方で成果を出して
きた自負が、自分以外のタイプを育てる
場合に大きな障害になるんですよね…
そもそも、自分と他人は
性格、長所・短所、得意・苦手、
仕事の目的、右脳派・左脳派
などなど…
絶望的に違うもの
というのがコミュニケーションを
図る上での大前提。
自分が経験してきた
『こうやって育てればうまくいく』
『こういう風に指示すれば理解しやすい』
という方法が他の人たちに当てはまる
とは限りません。
叩き上げの現場力がリーダーに
なって、人を活かせる優秀なリーダーに
なるためには…
部下をよく観察して、その人に
あった目標設定や指導法の引き出しを
増やしていくこと。
要は、自分基準で相手を当てはめる
ことを諦めて…
相手の基準に合わせて根気よく指導
してあげることが求められます。
忙しく、責任の大きなリーダーに
とっては、結果がすぐに結びつかない分
なかなか我慢が難しいものですが…
『どうして、この子は言うことを
聞かないのか?』
『どうして、この子は何度言っても
できるようにならないのか?』
と思った時は、
自分の指導の引き出し
を増やすチャンス!!
と捉えて、指導力を高めることに挑戦
していきたいですね!!
結果的に、あなたが色んなタイプのスタッフを
育てることができれば、あなたが悩みから
解放されやすくなりますから。
一緒に、『名選手名監督にあらず』などという
格言を打ち破りましょうね!!
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ1,000人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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