【毎日更新ブログ 1061日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
職場におけるコミュニケーションは
大事だと分かっているものの、
人には感情があるので、頭では分かって
いても上手くいかないことがあります。
人間同士ですから、『好き』・『嫌い』
もあるでしょうし、元々は嫌いではなかった
存在でも、
『今、こいつとは話したくない…』
『今、彼の顔を出来るだけみたくない…』
ということがあっても仕方のないこと
です。
だって…
人間ですから…
しかし、『嫌い』または『今はあまり
関わりたくない』と思って、放置しすぎると
ちょっと困った問題も発生するという
ことを今日はお伝えしたいと思います。
あなたは、『ストローク飢餓』という
言葉をご存知でしょうか？
この言葉は私が『交流分析』を
学んだ時に教えて頂いた言葉です。
ちなみに、『ストローク』という
のは、『人が人を認める行為』の
ことで、簡単にいうと…
『ふれあい』とか『関わり』という
言葉に置き換えてもOKです！
そして、『ストローク』には
相手のことを認めるような、ほめたり、
感謝を伝えたり、握手をするなどの
『肯定的なストローク』もあれば…
相手を『叱る』・『怒る』・『殴る』
など、相手を否定するストロークも
あります。
もちろん、人は『肯定的なストローク』
を求めているのですが、何かの事情によって
『ストローク』がもらえない状況に陥ると
『否定的なストローク』であっても
求めて行動するようになります。
例え、『マイナスのストローク』で
あっても、無いよりはマシという
状況です。
例えば、子供がお母さんと一緒に
買い物をしにスーパにやってきたとします。
最初のうちはお母さんと一緒に
お買い物をしていたのですが、
そのうち、お母さんが近所の奥さんと
立ち話をはじめました。
そうすると、子供のほうは面白くありません。
最初は店のものを見て気分を紛らわせて
いたのですが、そのうち我慢できなくなってきます。
「お母さん」と呼んでも、お母さんは
お友達との会話に夢中で返事を
してくれないので、子どもは
お母さんの手を引っ張ったりします。
そして、とうとうお母さんに叱られるのが
わかっているのに、お母さんの手をつねったり
、いたずらをして興味をひくというのが…
ストローク飢餓において、『マイナスのストローク』
であっても求めてしまうという状況の例えです。
これって、よくある光景ですよね…
この状況があなたの職場において
同じ状況が起こっていないか？という
のが今日のお話です。
部下を遠ざけてしまって、関わりが
少なくなると、部下は無意識に
マイナス発言や問題行動をしてでも、
あなたから何らかの『ストローク』を
得ようとすることがあります。
部下とコミュニケーションを図って
面倒な気持ちになるのが嫌だから
放置していたら、余計に問題が
発生する危険性が高まる。
こんな状況に陥らない為にも
部下に対しては、全員に対して
気持ちの良い挨拶を心がける。
仕事中は、極力みんなに一言、
二言を語りかける…
などなど
無視や放置しすぎがないように
注意しましょうね！
面倒なことを避けるために
『話さない』・『関わらない』という
態度をとっていると…
余計に面倒なことが発生するという
ことをお忘れなく！！
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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