店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1498日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

台湾人の友達にも時々言われることですが、
昨日もレッスンを受講していると台湾人の
先生から

『村上さんは日本人らしくない』と言われ
ました。

どんな点が日本人らしくないと言われるのか？
というと…

『自分の考えや言いたいことをハッキリ
ズバズバ言うから』とのこと(笑)。

レッスンを受講している中でも、表情や
感情表現が豊富なだけでなく

希望するレッスンの内容や先生からの
要望に対してもYes・Noをハッキリ伝える
からだと。

確かに日本人は言葉でなく空気でなんとなく
伝えることもありますし…

思っていることや感じたことでも相手の
気持ちに遠慮してハッキリした意志表示を
しないことが多いですもんね。

そんな私も、普段は日本人に対しては
言いたいことをズバズバいうこともしませんし…

相手の感情を考えすぎて自分の意志表示が
はっきり出来ず、なんとなく空気で読み取って
もらおうとしている時が多いです。

ではなぜ、台湾人には違う態度で接するのか？

それは…

外国人には基本的に言葉や態度で伝えないと
気持ちが伝わらないからです。

こちらの考えを空気で読み取ってもらおうと
思っても、読み取ってもらえないからです。

これは、前職の語学スクールで勤めていた
時代の約20年間、10数か国の外国人たちと
毎日一緒に仕事をする中でひらいた悟りです。
（大げさ）

外国人と一緒に仕事をすることが不慣れ
だったころは、イチイチ言葉で伝えないと
いけないということに面倒くささを感じて
いたり

やたらと自分の意見を主張してくる態度が
すごく嫌に感じていました。

しかし、日本人の常識を相手にぶつけても
毎回外国人たちから『それは外国人には
常識ではない！！』と言われていたので
気持ちをきちんと表現する様にしたのです。

最初は思ったことを毎回伝えることに
慣れていなかったのでストレスに感じて
いた時もありましたが、

慣れてくると、こちらの方が余計なことを
考えずに済むので楽な時もあったりする
ことに気づきました。

ですから、中国語のレッスンに関しても
私の要望を都度、先生に細かく伝えて
意見交換しながら、きちんと理解して頂く
ことを心掛けています。

結果的に私と先生の考えにズレがないので
私自身はレッスンの満足度が高く、

先生にとっても私がフィーリングの合う先生を
積極的に指名してレッスンを受講するので、
歩合給のお給料にも反映されるという
お互いハッピーな関係になれるのです。。

昔の私は、外国人に囲まれて仕事をする中で
こんな風に考えていました。

『やっぱり、あうんの呼吸で仕事ができる
日本人が一番だなぁ…』と。

もちろん、日本人同士にはそういうメリットも
あるのですが、反面デメリットもあったんです
よね。

それは…

言葉を使わず
『彼は、何も言わなくても私の考えは理解してくれて
いるだろう…』

『彼女とは一緒に仕事をしている年数が長いので
彼女に対する感謝の気持ちは言わなくても
理解してくれているはずだ…』と。

それが、時々ボタンの掛け違いであったり、
お互いのその時の気分によってもズレが出て
感情に溝が生じる時もあったんですよね。

また、仕事の方向性や期待することをお互いに
きちんと伝えていないと

部下からみると

『私はこんなに頑張っているのに上司は全然
認めてくれない…』

となったり、

上司からみると

『誰が、そんなことをがんばれって言ったんだ！』

という報われない結果になる。

『自分と他人は絶望的に違う』

これは、コミュニケーションの上手な人たちが
人とのコミュニケーションを図る上において
大前提としている考え方です。

いくら日本人同士であっても価値観や
考え方も違いますし

いくら付き合いが長いからといっても、私たちの
考えや気持ちの全てを相手が理解してくれて
いるとは限りません。

日本人同士だからといっても
言葉で伝えないと伝わらないことは
たくさんありますからね。

お互いにとってストレスを減らすためにも
考えや方向性が一致するように時々
言葉を使ってコミュニケーションを図るのは
大事ですね！！

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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