【毎日更新ブログ 1501日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
毎年一緒に台湾に行く仲間と7人で昨夜は
久しぶりにリアルで食事会を行いました。
参加者の1人であるドクターの指導のもと
ある程度の安全対策は行った上での楽しい時間。
久々にみんなの顔をみながら、『人の熱』を
感じるリアルな飲み会。
そして、ワイワイ雑談しながらお互いの
近況報告が本音で語れる安心感。
本当に最高でした。
普段から、価値観が同じで心がつながっている
メンバーと言えども、直接会ってコミュニケーション
を図ることができると、心の距離感が一気に
縮まります。
私の前職の会社では、毎月1回社長と店長や
管理職が集まって会議やミーティングを
定期的に実施していました。
内容は、社長から直接会社の方向性や
直近の動きを聞かせてもらったり、
戦術面での新しい施策の検討や各店長や
他部門の管理職たちとで意見交換をしながら
コミュニケーションを図っていました。
私たちの会社の会議は時間が長く物理的に負担も
多かったので、会議前は…
『もう、また会議か…。忙しいのに面倒だな…』
などと、後ろ向きな気持ちで参加する時も
ありましたが、
この機会が定期的にあることで、自分たちの
会社の方向性や仕事の優先順位を確認することが
できたり…
リーダーたちの考えのブレを修正することが
できていたんですよね。
そして、社長と直接話をすることが出来たり
日々、別の部署や店舗で仕事をしている
管理職たちと直接コミュニケーションを図る
ことで、仲間意識も醸成されていたのです。
確か200店舗や300店舗になっても社長と
管理職が参加する会議は毎月続いていたと
思います。
それが、あるときテレビ電話の研究開発や
新サービスの準備に社長自ら指揮を振るう
ことが決まり…
その事業に全精力を注いだ社長は忙しさの
ために毎月一回の会議を中止し、
具体的な業務面の話し合いは時々管理職の
トップだけが集まって話し合えば大丈夫だろう
ということで会議形式を変更したのです。
するとどんな変化が起こったか?というと…
プラスの面としては、
・毎月の長時間の会議に参加しなくなって負担が
減った。
・業績の悪い店長は社長やみんなに顔を合わせなくて
済むので気が楽になった。
・会議を実施するための、経費が減った
などの面はありましたが…
マイナス面としては…
・各管理職の忙しさを考慮し過ぎてなかなか
マメに会議をすることがなくなった。
・みんなが目の前の仕事に追われ視野が狭く
なったことで、会社全体としての方向性が
バラバラになってきた。
・みんなで集まってコミュニケーションを
図ることができなくなったので、『チーム』
というより『個』で考えたり動くことが増え
連携が悪くなったり、会社としての一体感が
薄れて組織への愛着が薄れてきた。
など色んなことが発生したのです。
結果的に業績が長く低迷することに
なってしまいました。
これはあくまで、私の前職の会社の一例で
全ての会社や業種に当てはまるものでは
ないかも知れませんが…
人はみんな価値観や性格、仕事をする目的や
目の前の悩みも違いますし。
それぞれの生活環境が違ったり、各自が考えて
いることも基本的には自分の都合を中心に
考えるのでバラバラになりやすいものです。
そんな風にみんなのベクトル(力)の方向性が
バラバラな状況になると会社の推進力は失われ
色んな問題も多発することにつながります。
社長や組織のトップは常に会社のことや仕事の
ことを考えているものですが、他のメンバーには
情報量や責任感の差もあってなかなか伝わって
いないことが多いものです。
そのお互いの考えの差を埋めたり、信頼関係を
築くのがミーティングや会議を始めとして
コミュニケーションの場を設けるということ。
もちろん、今はリアルで集まりにくいという
状況もあるかも知れませんが、オンラインを
活用するという方法でカバーできることも
多々あります。
『今、特に何も伝えることがないし…』
と思っていても、集まって何かの話し合いを
すると、意外に良い意見がでることも多い
ですし、
何よりも、仲間意識が醸成されることも
多いもの。
チームのメンバーでのコミュニケーションの
機会を減らすということは組織やコミュニティー
を崩壊させることにつながります。
是非、今置かれた環境の中でできる範囲で
会社の方針や動きを共有したり、メンバーが
コミュニケーションを図る機会を設けてあげて
下さいね。
会社や勉強会などのコミュニティーの関係は
元々友達同士ではない人も多いですから、
薄れる時は一瞬です。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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☆私(村上)が社長の外部の右腕となりながら、店長研修・スタッフ研修、・人面談などを通じて、社長の『考えや思い』をスタッフに共有するお手伝いを行います。
会社のメンバーが一丸となるとお店のファンが増えたり、離職率低下など業績アップにつながります
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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