店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1559日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

私は現在、中国語という語学を勉強して
いますが、今まで海外旅行をする中で
感じた大切なことを忘れない様に
しています。

それはどんなことかというと…

しゃべれない風にボソボソ話す中級レベルの
人よりも

しゃべれる風に堂々と話す初心者の方が

現地の人と仲良くなったり楽しく
コミュニケーションを図っている。

ということです。

台湾でも…

観光で来られている大阪のおばちゃん達が
日本語の通じないローカルなお店で台湾の
お茶や土産を買っている時に…

『お姉ちゃん、これいくら？』

『もうちょっと、サービスして！！』

と満面の笑みと、大きな声と、ジェスチャーで
伝えて、きちんと相手に伝わっている様子を
何度も目にしてきました。

そして…

本当に、お茶の葉を少し多めにサービスして
もらって…

『お姉ちゃん、ありがとう！！サンキュー
サンキュウー（それ中国語じゃなくて英語
やけど…）』

と言いながら、お互いが笑顔になっている…。

また、レストランやローカルな屋台で
料理を食べている時に、見慣れない食材が
入っているのを見て…

『ちょっとお姉さん！この野菜は何？』

と大きな声で相手を見て大阪弁で聞き…

隣の席で食事をしていた私が…

もし説明してもらっても、中国語で言われて
分かるんだろうか？？と思いながら見ていると
店員さんはなんと…

そのおばちゃんの席に野菜の現物を持っていき
見せていました。

それを見ながらおばちゃんたちは…

『はぁ～。なるほど、これは〇〇の親戚みたいな
やつやろか？？日本ではあんまりみかけへんなぁ～』

なんて言いながら、店員さんに

『お姉さん、どうもありがとう！！』

と言いながら…

『この料理美味しいね！』

と言って、お互いに笑顔になっている姿も
目にしてきました…。

“伝わってる…”

一言も中国語使ってないけど、おばちゃん
達の気持ちがちゃんと相手に伝わってる…。

そして、なんか仲良くコミュニケーションを
図っている…。

私は性格的に失敗を恐れるあまりに…

えっと…

『この野菜はなんという名前ですか？』

って中国語でなんていうんだろうか？

と正解を考えようとするあまりに、言葉が
すぐに口から出て来なかったり

中国語でうまく聞けないからやっぱり
聞くのを止めよう…

なんてコミュニケーションのきっかけを
失ってきた経験があります（涙）

そして、こんな言い方で相手に正しく
伝わるのかな？

こんな言い方だと相手はどんな風に感じる
のかな？

なんて考えすぎて…

『言葉がうまく話せないから相手に話す
勇気が持てない…』

そんな呪縛にかかっていた時がありました。

少し中国語を学んだことがある私よりも…

全く中国語を知らない、大阪のおばちゃん
達の方が積極的に現地の人に話しかけているし
結果的に通じて仲良さそうにしゃべっている。

やっぱり『言葉』というのはコミュニケーション
のツールであって、まず大切なのは相手に
自分の気持ちを伝えたいという気持ちだということを
何度も痛感しました。

もちろん、現地の言葉がもっと話せるように
なると、より相手との深いコミュニケーションが
図れたり、可能性が広がるのは事実なのですが…

なにはともあれ…

大阪のおばちゃんは世界中のどこに行っても
通用する…

誰とでも仲良くなれる…

これは間違いない事実だと確信しています(笑)

『まず、伝えようとしなければ相手には
伝わらない…。』

『信頼関係を築いたり仲良くもなれない』

これは、日本人同士であっても上司や部下との
関係であっても同じですよね。

仕事において部下が良くない行動をしている
のに、『どうやって伝えたら相手にきちんと
伝わるだろうか？？』と考え過ぎて注意する
タイミングを逃す…

『ありがとう！』

『いつもがんばってるね！』

なんて気持ちを持っているにも関わらず
照れくさくて言葉にできない…

また、部下に対して…

『すごいね！』

『成長したね！！』

とほめたい感情は湧くものの、

『これで調子にのったらダメだな…』

なんて余計なことを考えすぎて、ほめる
タイミングも逃してしまう。

結果的に、コミュニケーションを図るきっかけを
失うので相手との関係性を築くきっかけを失うし…

お互いの気持ちを理解し合えないから
仲良くもなれない…。

『うまくしゃべろうとするのではなく
まずは一言でも良いから口に出してみる』

人と人とのコミュニケーションの基本は
やっぱりこれだな…と。

もちろん、伝え方や表現のバリエーションに
磨きをかける努力をしながらも、基本は
忘れない様にしたいと思います。

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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