【毎日更新ブログ 1564日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
先週、金曜日の日経MJという新聞や昨日の
日経新聞の朝刊の記事に。
『コンビニ宅配 1000店舗規模』という
見出しで、セブンイレブンが、食品、
日用品をお店から直送するというサービスを
まずは都内の100店舗で試験的な運用を
開始したと書かれていました。
すでに、ローソンなどは『Uber Eats』を
活用した宅配サービスを開始していますが…
セブンイレブンの場合は、セイノーホール
ディングスのセブン専用の子会社である
ジーニー社が配送を担当するとのこと。
配送の対象はコンビニで扱う食品や
日用品など約3000点に限定して、専用サイト
で注文を受けつけ、開始当初は注文から
最短で2時間で配送するが、
将来的には注文から30分で配達を目指すとの
ことです。
現在の配達手数料としては繁忙状況に
応じて、1回110円~550円に設定して、3000円
以上の買い物なら無料としてテスト運用中。
こういう変化の背景として、もちろんコロナ
対策として外出に消極的であったり、人との
非接触を望む人が増えている状況もありますが…
そもそも、全国に5万点あるコンビニは2019年に
初めて減少に転じ、市場規模は約12兆円で頭打ち。
その一方でAmazonや楽天を中心とするネット通販
市場は8%増の約10兆円規模に拡大している
ため、店舗とネットを融合させながら
新しい可能性を探っているのだとか…。
それにしても…
昔は、『自宅や職場の近くにコンビニがあると
便利だねぇ~』なんて言っていたのが…
コンビニから自宅まで商品を宅配してくれる
サービスが導入されるなんて…
便利過ぎて将来は人間の身体が退化していきそう
ですが…
今後、高齢化が進めばさらにそのニーズは
高まっていくんでしょうね。
こういう時に、元コンビニに関わった人間と
して感じることの1つに…
『現場は、また覚える仕事が増えるな…』と。
コンビニは『世の中の人』にとっての便利を
追及していくので、サービスは年々増えるの
ですが…
基本的に新しいサービスの代わりに
以前実施していたサービスを取りやめになることは
少ないので、業務としては増える一方。
都度、都度新しく増えていくサービスに店員が
対応していくのも実際には苦労があります。
でも…
コンビニの凄い所は、全店舗に周知を図る
システム。そして操作は基本的にレジや
コピー機のボタンを押せば対応可能。
という仕組みが出来上がっているので、
店員が覚えたり作業する負担はかなり軽減
されるようになっています。
ですから、比較的誰でもすぐに慣れることは
可能です。
しかし、コンビニの様な超大手は別にして
普通のお店にはそんなシステムも仕組みも
備わっていませんから、都度新しい業務や
商品が開発された時には
各お店でテスト運用しながら、そのやり方は
アナログで受け継がれ、試行錯誤しながら
変化に対応していくことが求められます。
もちろん、どの会社も生き残っていくために
必死に変化に対応しようとしたり、サービスを
増やしているのですが…
人間はそもそも変化に恐れストレスを感じる
生き物。
そして、どんなことでも最初は上手くいかずに
失敗やミスが発生するもの。
こういう壁にぶつかった時、一般のスタッフは
ネガティブな気持ちになったり、変化すること
を避ける様になってしまいます。
そんな時、部下に変化を求める経営者様や
リーダーの方々が部下の抵抗感やストレスを
極力減らし前向きに変化に順応できるように
サポートしてあげたいこと。
それは…
変化という『成長痛』に立ち向かっている
部下に共感して、ねぎらいか感謝の気持ちを
言葉で伝えてあげること。
これだけでも、部下のストレスで荒れた
心に潤いが生まれます。
そして、できるだけ店長同士、お店の
スタッフ同士で集まって話し合う機会を
設け成功体験や失敗体験のノウハウ共有を
行うこと。
要は、『大変なのは私だけじゃない』という
ことを感じてもらいながら、『~だからできない』
ではなく、みんなで『どうすれば上手くいくか?』
なんていう前向きな気持ちで建設的な話し合いを
行う場を設けてあげることです。
もちろん、話し合いの場を設けたからと言って
いきなり、みんなから素晴らしい意見が出てくる
とは限りませんが、変化の激しい時代に大事なのは
店長やスタッフを孤独にしないこと。
何かあったらみんなで協力して乗り越える。
自分だけでなく経営者や仲間も一緒に
がんばっている。
そんな気持ちになれるような場作りをして
あげることで、心が折れるのを防いであげると
会社の変化や改革は結果的に進みやすいものです。
スタッフレベルが変化を前向きに受け止めるか
、否定的に受け止めるかはこういう場作りや
雰囲気によって大きく影響されますからね。
いまこそ、メンバーのコミュニケーションの
機会はオンラインであれ、リアルであれ頻度を
高く行いたいものです。
『変化できるものだけが生き残れる』
口で言うのは簡単ですが、精神的には結構
大変…(汗)
みんなで楽しく乗り切る取り組みを♪
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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