【毎日更新ブログ 1594日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
私がご支援先で研修を行う際には毎回…
『今日のゴール』を１つ設定します。
『今日のゴール』というのは、今日の
研修の目的であったり…
研修が終了した後に、参加したみなさんに
どんな気持ちになって頂きたいか？
どんな行動を起こして頂きたいか？
ということをイメージして設定しています。
そして、プログラムの詳細に関しては
『今日のゴール』を達成するためには
どういう内容が良いか？
ということをメンバーをみながら手を変え
品を変え組み立てていきます。
大切なポイントは…
『今日のゴール』という伝えたいことを
いくつも設定しないこと。
せっかくの機会だからといって、色々と
伝えたいと思えば、結果的に内容がブレて
相手に伝わらなくなりますし…
消化不良になってしまっては、行動を
変えることができず、意味も半減して
しまいます。
ですから…
複数ある課題の中からゆっくり吟味して
優先順位の一番高いものに絞って90分なり
120分なりで全力で伝える。
この姿勢が大切です。
部下指導においても、特に相手にマイナスの
評価を伝える際や注意をする際には
気をつけないといけません。
リーダーは仕事に対する責任感も強いですし、
部下への思いが強ければ強いほど…
部下のダメな点
注意や改善して欲しい点
が泉のように湧き上がってくるものです。
私も、ミーティングなどで部下の顔を
見ながら、１つか２つ注意して欲しい点を
伝えようと思ったら
話しているうちについつい感情が高ぶってきて
４つも５つもダメな点や改善して欲しい
点を一気に伝えてしまい、
結果的に部下は暗い顔になり、消化不良になる
ことで行動も改善されない…。
そして、次回の会議でメンバーの顔を見た時に
『何回言わせるんだ…。前も言ったけど…』
みたいな感じで注意・叱責を繰り返すという
悪循環にはまることがありました。
いくら思いが強くて、色々と伝えたいという
ことがあったとしても…
相手にとっては、いきなりいくつものことを
一気に改善できるということはありませんし
いきなり何個も伝えられても覚えきれない
ですからね。
大切なのは１つ１つ優先順位の高い課題から
クリアさせていくことです。
叱ったり、注意する目的は、部下の行動を
改善してもらいたいためですからね。
研修や会議、または面談などで部下に
何かを伝える際は…
今日、本当に伝えたいことは何なのか？
優先順位で一番高いものは何なのか？
それをしっかりと吟味して、メッセージを
絞り込む。
それ以外の項目は、言いたい気持ちを
我慢して、グッとこらえて別に機会に
伝える。
これが、結果的に効果的です。
特に何も準備せずに話し始めると、長く
なったり、ダラダラ注意し続ける傾向が
ありますので、話す前にはしっかり
準備もしましょうね。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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