【毎日更新ブログ 1604日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
社会に出ると、誰もが一度は聞いたことがある
『ホウ・レン・ソウ』という言葉。
リーダーのみなさんは、新入社員研修をする
際などに
「今から社会人として大切な『ホウ・レン・ソウ』
というものを教えるよ」
「ちなみに、『ホウ・レン・ソウ』といっても
野菜のほうれん草じゃないからね…」
というジョークをかまして、寒い空気にして
しまった経験は一度や二度はあるんじゃないで
しょうか?
(私だけ…?)
その、社会人なら多くの人が耳にしたことが
ある「報告(ホウ)・連絡(レン)・相談(ソウ)」
ですが、会社での浸透度を経営者の方に聞くと
一部の人は
「いちいち、分かり切ったことを相談してくる
のが面倒だ。自分で考えろ!」
という不満を抱いている方がいるものの、
多くの経営者の方は…
「ホウ・レン・ソウ」が足りていない。
特に、トラブルやクレーム、ミスがあった際の
「マイナス報告」が上がってこない。という悩みを
抱えている方が多いかと思います。
一生懸命に仕事をしていても、ミスやクレームは
発生してしまうことがあるので一定数は仕方が
ないものの…
そうかといって『マイナス報告』が上がって
こないと、会社にとっては大きなピンチに陥ることが
あるので、スピーディーに報告が欲しいものです。
では、なぜ部下からの『マイナス報告』が
スピーディーに上司の元に上がってこないので
しょうか?
それは…
『マイナス報告をして上司に叱られたり、嫌な
顔をされるのが嫌だということ』の他に
『ミスやトラブルの報告を上司にすること自体に
部下にとってのメリットがないからです。』
厳密にいえば、会社にとって大きなダメージを
受ければ、部下も結果的に困ることにはなるの
ですが…
それはあまりにも遠い話に感じるのでピンと
来ないんですよね。
例えていうなら、お酒やたばこが好きな人に
対して…
『いつかは病気になりますよ…』
といったところで、たばこを吸ったりお酒を
飲んで得られる目先の快感に比べたら、あまりにも
弱すぎるのでピンとこないというやつと同じです。
部下にとっても、研修などで散々『マイナス報告』
の大切さは理解しているものの…
上司に報告した際に怒られる『不快』な気持ちからは
できるだけ避けたいという感情から、頭でわかって
いてもなかなかマイナス報告ができないんですよね。
じゃあ、どうすれば良いのか?というと…
部下がマイナス報告をしてきたら、湧きおこってくる
怒りの感情を深呼吸などでグッと押さえて…
『よく、教えてくれたね!ありがとう。』
『早い段階で正直に言ってくれて助かった!』
というように、まずはマイナス報告してきてくれた
ことに対して感謝の言葉を伝えたりほめることです。
それを繰り返すだけでも、部下から上司へのマイナス
報告がスピーディーに上がってくる可能性が格段に
アップします。
その後、同じミスを繰り返さないために犯人探し
の姿勢ではなく、対策をしっかりと練り改善に
つなげることや
部下とのコミュニケーションの中で、上司から
『何か困ったことない?』などの報告や相談を
受け取りにいく姿勢があるとさらにベターです。
なにはともあれ、人間は理屈ではなく感情で
動くいきもの。
是非、私たち上司の態度を工夫することで
『マイナス報告が上がってこない』という
悪循環を一緒に断ち切りましょう♪
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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