【毎日更新ブログ 1910日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人(育成・チーム作り)』の面で
サポートする村上 俊洋です。
9月1日付の日経MJの記事に…
『セブンイレブンが値引き作業を簡略化』
という記事が載っていました。
値下げとは、おにぎりやサンドイッチなど
が売れ残った場合に各店舗のオーナーの
判断で値下げして売り切ることができる
というシステムのことです。
昔は、いくら売れ残っても値下げが出来ず
廃棄しなければならなかったのですが、
公正取引委員会が2020年9月にFC本部が
加盟店の値引きを制限すれば独占禁止法に
当たるという見解を示したことで風向きが
変わりました。
これを受けてかねてから値引きを実施して
いたローソンにファミリーマートも追随し
ファミリーマートは7月から値引き作業を
簡略化して約7割の店舗で値引き販売が
行われているそうですが…
最大手のセブンイレブンは、値引きを
行う際に各店舗が会計システムの登録を
含めて煩雑な処理が多かったために
加盟店の2割程度しか実施できていなかった
様です。
今回の作業簡略化によって、値引きの作業が
約6割軽減される見通しとのことで、
値引きを実際に活用する店舗も増えるのでは
ないか?ということです。
商品の値引きをそもそもセブンイレブンの
本部が望んでいるかどうかは別にして…
実際に方針を変更したり、新しいルールを
設けても、現場で上手く機能しないことは
セブンイレブン以外の職場でも多々あります。
その主な原因は…
人のスキル・能力・人数が足りていないという
『人の問題』もあるのですが…
多くは
『仕組み』の問題で機能せずに問題が発生
していることも多いんですよね。
今回のセブンイレブンの件に関しても
いくらルール変更が行われても、現場で
煩雑な作業が発生したら
『面倒だから…』
『処理が複雑で分からないから…』
『そんな作業をこなす時間がないから…』
などの理由で実行されないことも多い
ですもんね。
ですから、今回の様に仕組みやシステム
自体を変更することで問題解決につながる
ということです。
こういう『仕組み』の問題によって
社長の方針が現場で機能していない。
同じようなミスや問題が繰り返される
ということはどこの会社でも多々あります。
私のメルマガやブログを読んで下さって
いるリーダーのみなさんは意識も高く
有能な方が多いので既に実行されている
とは思いますが…
もしも、営業方針が実行されない…
同じようなミスや問題が繰り返される…
というケースは、一度現場を見るなり
現場のスタッフの声に耳を傾けるなどを
して現状把握を行い
何か『仕組み』や『システム』を構築
することで改善できないか?
と考えてみると問題解決が進むのでは
ないでしょうか?
人の問題に焦点を当てるよりも仕組みに
焦点を当てると早く解決できることも
多いですもんね。
株式会社店舗人材サポート
(大阪 淀屋橋)
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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