【毎日更新ブログ 2181日目】
こんにちは。
サービス業で店舗展開を目指す
成長意欲の高い経営者様の
外部の右腕として、
ご支援先のビジョン実現を
『人（育成・チーム作り）』の面で
サポートする村上 俊洋です。
『立場』ではなく『人間力』や『相手との
関係性』で部下指導を行う。
これは、私の長年の人材育成の成功体験や
失敗体験からの気づきです。
部下を受け持った当初や、私が抱える
部下の数が少なかった時は、部下との
コミュニケーションも豊富に図れましたし
自分自身が直接指導することもできたので
信頼関係も築きやすかったり、
部下が結果を出せなくても、最悪私が
現場で結果を出せばカバーできる。
そんな風に思っていたので、まだ心に
余裕がありました。
しかし、
管轄する店舗数が増え、部下の数が
増えてくると、部下とのコミュニケーション
を図る機会が多く取れずに思いが
伝わらなかったり
丁寧に指導することも出来なくなったりで
徐々に余裕を失っていったんですよね。
そして、店舗数が増えれば
『最後は自分が現場で結果を出せば
なんとかなる！』
ということが現実には不可能になりますので
私の焦りが加速する結果になりました。
結果的に私はどんな風に部下に接する様に
なったかというと…
結果が出せない部下、自分の期待する様に
動いてくれない部下に対してきつい口調で
叱責する様になったり
常に部下に対してきつい命令口調で指示する
様になりました。
最初は、部下達も言うことを聞いてくれたり
何とかしようと反応してくれていたのですが
常に厳しいことを言われ続けていると
徐々に心が離れ
私がいくら強い口調で叱ったり、注意したり
しても逆効果な結果になることが出始めたん
ですよね。
もちろん、私は自分の期待されている結果を
出すために必死だったのと
部下にも結果を出して欲しいという気持ちは
あったのですが…
結果的にはその気持ちは少しも伝わらずに
たくさんの退職者をだしてしまうことが
あったんです。
仕事である以上責任もありますし
結果を求められるということもありますが…
いくら正しいことであったとしても、
人間関係が破綻している人から言われても
相手は受け入れてくれませんし
部下の気持ちが離れたら自分自身も
苦しむことになりますからね。
例え業績が落ち込んでも、メンバーとの
人間関係が築けていれば打つ手はたくさん
ありますが
人間関係が破綻していては致命的。
仕事に対して強い責任感をもち、誰よりも
苦労しているリーダーが、昔の私の様に
部下との信頼関係の土台作りをせずに
役職や立場で命令することによって
部下だけではなくあなた自身も苦しんで
しまわないように、時々部下との関係性を
振り返ってみて下さいね。
株式会社店舗人材サポート
（大阪 淀屋橋）
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元サービス業47店舗の統括マネージャーとして、スタッフ人以上の育成経験をもつ私が、自身の20年間の成功体験・失敗体験を中心に『人材育成やチーム作り』に役立つ情報をお届けする内容です。
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