大好きな彼女とのデートも終わり、いよいよバイバイする時。
『ほんじゃ、またね!』といって別れる。
5メートル歩いたくらいで、振り返ると彼女が立ち止まって笑顔で手を振ってくれていて、私も全力で手を振る。
また、5メートルくらい歩いて、振り返ると彼女はまだ立ち止まって笑顔で手を振ってくれてる。
もちろん私も満面の笑みで全力で手を振りかえす。
フフ。
こんにちは。
40歳を過ぎてもプライベートでは、まだまだバカップルぶりを発揮している店舗人材活性人の村上俊洋です。
好きな人と楽しい時間を過ごしたあとは名残惜しいもの。
でも、もしあなたが楽しいデートが終わりいよいよバイバイする時になって、振り返った時あなたの彼女(または彼氏)が振り返りもせずスタスタと歩いて去っていったとしたら…。
ちょっと寂しくないですか?
好きな感情が強ければ強いほど寂しく感じるような気がしませんか?
ホスピタリティ溢れるあなたのお店でも、こんな現象が発生しています。
あなたがお客様を大切にもてなし、お客様に感謝が伝わって心が通じた時。
お客様はあなたに対して非常に親近感や好意をもってくれます。(恋愛感情とは違いますが)
あなたが素晴らしいサービスを提供すれば提供するほど、お客様はお店を出るときにあなたに『ありがとう』・『美味しかったよ』・『楽しかったよ』・『また来るね!!』などの感謝を伝えたくなります。
名残惜しい気持ちに似た感覚になるのです。
そんな時、レジで精算が終わってお礼を伝えお客様が外に出て振り返った瞬間あなたの姿がなかったら…。
こんなにホスピタリティの高い接客をしてくれたのだから、まだ見送ってくれているはずと思ってお店の方を振り返ったもののドアがピシャッと閉められていたら…。
エレベーターの扉が閉まる前にあなたががその場を立ち去ったら…。
ちょっと寂しい気持ちになってしまいます。
あなたのサービスによって、お客様と心が通じるとお客様はお店をでた時、後ろ髪を引かれる感覚で振り返ります。
その瞬間まで気を抜かず、笑顔でお礼を伝えましょう。
お店を出たあと、お客様があなたに振り返ってくれるのは、あなたの素晴らしい接客によってお客様がファンになってくれた証。勲章です。