せっかくみんなを『笑わせたい』、または『場の空気を明るくしたい』と思って、ボケたのに、誰も突っ込んでくれない（涙）、または誰も反応してくれないと非常に寒い状況になりますね…。
・誰かがボケたら、誰かが愛をもってしっかりと突っ込んであげて、大きな笑いに換える。
・誰かがボケたら、みんなで笑ってあげる！または『しょうもなぁ～』などの反応をしっかりと行うことによって、メンバー間の感情の温度を高める。
メンバー間の感情の温度が一番下がってしまうのは、せっかく誰かがボケたのに、誰も突っ込まず、誰も反応しないケースです。
（たまに笑いの場合は、滑って無視されている『放置プレイ』を楽しんでいる人も見かけますが(笑)…）
プライベートにおいても人間関係がうまくいっているメンバーは、誰かがリーダーシップを発揮してボケたら、周囲のメンバーはフォロワーシップを発揮して、突っ込んだり、笑うなどの反応をしっかりと行いお互うことができている。
つまり、お互いに強い関心を払いながら、誰かがリーダーシップを発揮したら、誰かはしっかりとフォロワーシップを発揮して『反応』できている。
良いチームを作ろうとした場合、お互いのメンバーに対して『関心を寄せる』・『反応する』という行為は非常に需要な要素となります。
お店や部署内においても、良いチームというのは、メンバー1人1人の関わり合いが強く、お互いの意見や考え・または行動に対し、強い関心を寄せています。
例えば…
誰かが何かを提案したら、他のメンバーは『賛成』・『反対』の意思表示をしっかりと行う。
さらに、『賛成』した場合は、一緒に実行できるようにサポートを行う。『反対』した場合は、代替案を出したり、提案された意見をさらに良いアイデアに換えるための話し合いを行う。など、誰かの意見、発言に対してしっかりとした『反応』を行います。
または、誰かが、率先して何かを行動したら、周囲の人は手伝うなどサポートしてあげる。
誰かが、何かをしてくれたら『ありがとう！』と伝える。
誰かが、失敗したらみんなでフォローしてあげる。
という様なメンバーに対して愛をもって『関心を寄せる』・『反応する』という関係が出来上がっています。
一番ダメなのは、メンバーの誰かが勇気をもって提案したのに、『賛成も反対も意思表示しない』または『無視する』こと。
または、メンバーの誰かが、自発的にがんばって行動している。または困っているのに、『無関心』でいること。
ですから、リーダーのあなたが良いチームワークを築くために気を配らないといけないことは、
メンバー間において『関心を持たせる』・『反応させる』習慣をつけさせること。
例えば、店舗内・部署内のチーム間のコミュニケーションツールとしてLINEなどをグループを作って活用している場合。
『既読無視』・『未読無視』などは論外。
LINE上で『既読』となっているのは、意思表示をしたことにはならず、『反応』したことにはなりません。
発信者はメンバー全員が『既読』となっていても、『自分の言ってることを理解してもらえたのかなぁ～』、『みんなにきちんと連絡事項が伝わったのかなぁ～』とモヤモヤした不安を抱くことになります。
若い人たちの通常のLINEの運用ルールはどうなのか？は分かりません。
でも、仕事としてチームワークを築く、そのためのコミュニケーションツールとしてLINEやFacebookなどのSNSを活用している場合であれば、しっかりと反応させることです。
（実際にはチームの人数などによって活用ルールを設ければ良いですが、ケースによっては最低限スタンプの送信だけでも良いと私は思っています）
メールやLINEを読んで『はい！了解！』と頭の中で分かっていても、発信者にはハッキリとは伝わりません。
良いチームワークを築く際に『無関心・無反応』はダメ！！
是非、あなたがお店や部署内のチームワークを強化したいと思った時は、職場のコミュニケーションツールの活用方法についてメンバーに理解をさせた上で、まずはLINEやメールなどの返信を徹底させる所からスタートさせてみてはいかがでしょうか？
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