現在、サービス業では本当に人不足で悩みを抱えている経営者様・店長が多いです。
特にこれからの時期、学生アルバイトさんの就職や就職活動の開始によって退職者がでることも多く、ますます悩みが深刻化しているお店も多い。
募集をかけても応募に関する問合せの電話やメールが1本もない…という状況も珍しくない時代ですから、せっかく何かの縁で入社してくれた社員・アルバイトさんにはできれば1人残らずスクスクと育って欲しいですよね。
今日は、新人さんが入社してきた場合の、受け入れサイド(店長・先輩スタッフ)の育成上のポイントを書きたいと思います。
そもそも新人さんは、面接をクリアーし初めて出勤する際、どんな心境になっているでしょうか?
・自分が希望しているお店(または職種)で働くことができてワクワクしている
・職場の人たちがいい人たちだったらいいなぁ~という期待と不安
・仕事覚えれるかなぁ~。怒られへんかなぁ~という心配
・本当にこのお店で決めてしまって良かったのだろうか?という迷い
などなど、人にもよるでしょうが多くの新人さん達は、期待と不安の両方を抱えている心境かと思います。
そんな心境を抱えた新人さんを迎え入れるタイミングで、受け入れサイドの店長や先輩スタッフが押さえておきたいポイントがあります。
それは…
意識的に会社やお店、または仕事のプラスの部分を伝えていくこと。
どんな会社やお店、仕事内容であっても長所もあれば短所も存在します。
でも、もしあなたが新人としてお店に入社した段階で、まだ一緒に働く人のことや仕事のやりがいを知る前に、先輩社員から店長や会社の悪口、仕事のしんどさや大変さ…などを聞かされたらどんな気持ちになるでしょうか???
この仕事(またはお店)に入社して失敗だったかも…って、不安が増長しませんか?
仕事に対するやる気、低下しませんか?
反対に、仕事の面白さや一緒に働く人たちの長所を聞かされたらどうでしょう?
一緒に働く人や、仕事に対する興味が湧きませんか?
入社時の不安が安心感に変わりませんか?
お店や仕事内容、または一緒に働く人のことを良く知らない新人スタッフは、ベテランスタッフの比ではないくらいに最初の印象に大きな影響を受けます。
その結果、お店や仕事内容、人間関係の良さを知れれば安心して、仕事をすることができ、反対のケースは仕事に不安を感じる所か、さっさと辞めて他のお店を探す…。ということに。
新人スタッフにとっては、店長や先輩スタッフの何気ない一言が大きく影響を与えます。
新人スタッフにお店や仕事のマイナス面ではなく、プラスの面にピントを合わせて頂くためにも、先輩たちの発言を特に意識したいですね!!

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