こんにちは。サービス業で店舗展開を目指す成長意欲の高い経営者様の『外部の右腕』として、ご支援先のビジョン実現を『人(育成・チーム作り)』の面でサポートする村上 俊洋です。
昨夜は(昨夜も?)、研修終了後ご支援先のスタッフのみなさまで懇親会を行っていました。
その中に、私がとっても仲が良い18歳の女性のスタッフさん(Aさん)がいるのですが、昨夜もご飯を食べながら色んなことを教えて頂きました!(^^)!
ちなみに、彼女(Aさん)は未成年。そして、私は現在断酒中のため、お互いにお酒を1滴も飲んでいない状態での会話です。
ちなみに、彼女のそのままの雰囲気を伝えるために大阪弁で書いています。
関西地区以外の方は少し読みづらいかも知れませんがご了承ください。
Aさん:『なぁ、先生』
村上:『なに?』
Aさん:『私な、言葉ってもんを全然信用してないねん…。』
村上:『そうなん…。でもどうして?』
Aさん:『だって、言葉なんてなんぼでも嘘つけるやろ!やっぱり行動が伴っていないと、何にも説得力がないわ…。』
村上:『確かにそうやなぁ。でも、特にそんな風に思った経験があったの?』
Aさん:『私、もう1つ掛け持ちでアルバイトしてるねんけどな…。8月に風邪がひどくて5日くらい仕事を休ませてもらってんけど、久しぶりにお店に出勤したら店長が、「おぉ~。久しぶり!大丈夫?めっちゃ心配しててんで!」とか言うねん。』
『私、絶対に嘘や!!って思ってん。』
村上:『なんで??』
Aさん:『だって、ほんまに心配してたら、この時代LINEの一本くらいできるやろ?』
村上:『確かに…。でも、その店長はAさんが体調悪いからLINEも遠慮してたんじゃないの?』
Aさん:『だったら、めっちゃ心配してたとか敢えて言わんでええねん。余計に軽く感じるわ…』
村上:心の中で(そうくるか…)
Aさん:『あとな…。私のこと、好きとか言いながら休みになったら寝てばっかりいて、デートにも連れて行かない男もあかん。もう、好きとか言うのも、なんか言い訳にしか聞こえないわ…。』
2人で烏龍茶を飲みながら、こんな感じの浅いのか深いのか良くわからない話で盛り上がりながらも、確かに一理あるな!って気づけたことはありました。
やっぱり、何事も行動が伴ってなんぼだな!…と。
いくら、良いことを言っていても、行動が伴わないと、説得力や信頼感がないんだな!…と。
あなたが、いくらスタッフに『信頼しているよ』と言いながらも、何一つ大事な仕事を任せることをしなければ、あなたの部下は『信用してくれていない…』と感じるかも分かりません。
店舗が離れている部下に対して、いつも、『応援しているよ!』と言いながらも、LINEの1本もしない。または部下の活躍ぶりすら知らなければ『口ばっかりやん…』って思われてしまい、あなたが部下を応援しているという気持ちが伝わりません。
Aさんは、非常に愛に飢えているのかも知れません。
でも、あなたのスタッフもきっとあなたからの愛情や期待を示してもらえたら、きっと嬉しいに違いありません。
彼女は、言葉は信用しないと言いましたが、事実であれば言葉でも良いでしょうし、行動が伴っていればさらに説得力も増すと思います。
モテる人はマメだといいます。
『人は自分を認め、大事にしてくれる人の為に最大のパフォーマンスを発揮する』
あなたも、スタッフに対してマメに愛情(期待感や信頼・感謝の気持ちを伝える)を注いでモテモテ経営者になってはいかがでしょうか?
経営者のあなたが、店長などからの報告で、スタッフのがんばっている姿を耳にしたら、本人に対して『店長から聞いたけど、がんばってるらしいな!』とLINEか電話1本入れる。または直接伝える。
スタッフが体調不良から復帰したら、そのお店にちょっと足を運んで『大丈夫か?心配やったからちょっと顔を見に来たよ。』と行動を示す。
そんなちょっとした行動の積み重ねが、部下のあなたに対する強い信頼感につながるのかも知れませんね。
以上、18歳の女の子からの教訓でした。