店舗人材サポート | 組織の利益とモチベーションをアップさせる人材育成・チームビルディング

【毎日更新ブログ　　1540日目】

こんにちは。

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上俊洋です。

外国語を勉強していると、文法などにおいて
どうしても日本人では理解できないものが
存在します。

また、どうしても日本人がうまく発音できない
音というのも存在します。

よく英語の発音などで日本人は『L』と
『R』の発音などが難しいと言われます
よね。

そんな感じです。

そして私は今、『台湾人は普段よく使って
いるけど、日本人にとっては理解が難しい
ある表現』の壁にぶつかっています。

そもそも、日本語と中国語という違う
言語を一緒に当てはめて、考えようとする
姿勢に無理があるのは分かっているの
ですが…

どうしても頭で理解できないと納得できな
かったり、理解できないものを自分が将来
うまく使いこなせるイメージが湧かなくて、
少し落ち込んでいる自分もいたのです…。

そんな私の雰囲気を先日のレッスン中に察して
くれたのかと思いますが、昨夜レッスンを
スタートする前に先生から１つのパワーポイントの
データが私に届きました。

先生から、『村上さん！この資料を作ったから
今日はこれで勉強しましょう！』というメッセージ
付で。

内容は私が壁にぶつかっている文法表現に
ついての解説を先生なりにとても分かりやすく、
事例を交えながら説明してくれたもの。

私はレッスン前にその資料に目を通しながら

『先生、自分の時間を使ってこんな資料を
作成してくれたなんて…』

『本当に嬉しい…』

私は、その先生の気持ちが嬉しくてレッスンも
がんばろう！！という気持ちにさせてもらえました。

そして、オンラインレッスンがスタートすると
先生から…

『村上さん、この表現ややこしいでしょう。』

『でも、この表現は中国語を勉強する殆どの
日本人が壁にぶつかる表現なんですよ！』

『例えば、私たち台湾人が日本語を勉強する
時には必ず使役表現（～させる）の使い分け
という壁にぶつかります。』

『そして、自分では使役表現を自然に
使いこなしながらも外国人に分かりやすく
解説してくれる日本人がほぼ存在しないように、
村上さんが壁にぶつかっている中国語の表現を
言葉で説明できる台湾人はほぼ存在しないのです。』

『結局、最後は慣れが大切…』

そんな風に励ましてくれながら、先生が作成
してくれたパワポの資料を一緒に勉強して
いました。

そして、指導を受ける生徒の立場として
先生の姿勢を感じながら…

人を指導する立場の人間の熱意や創意工夫が
いかに生徒のやる気に火をつけるのか？

ということも改めて教わりました。

昔、自分流の指導法を全てのタイプの部下に
あてはめようとして、思った通りの成果が
出せない部下に対してはダメ出ししたり…

言うことを聞かない部下に対して、言うことを
聞かせようとコントロールしようとして
余計にやる気を失わせていた私にとっては大きな
反省です。

壁にぶつかった生徒をどうすればサポート
できるのか？

心に寄り添いながら、自分の時間を割き
創意工夫してくれた先生の姿勢は私たち
リーダーも決して忘れてはいけないと…。

私は忙しさを言い訳に部下を言葉だけで
動かそうとしたり、思ったように結果を
出さない部下に対して愚痴が出ていた時も
ありましたが（恥）

その先生は昼間は台湾の日系企業でバリバリ
仕事をされているので、決して時間に余裕が
ある訳ではありません。

そんな先生の姿勢を昔の私に見せてあげたい
気持ちです（苦笑）

そして、さらにレッスン後メールでこんな
メッセージが…。

『村上さん、今日もレッスンお疲れ様でした！
この表現は外国人にはすごく難しいと思うけど、
村上さんが慣れるまでサポートしようと村上さん
を主に担当する他の先生とも共有しました！』

『だから、がんばりましょう！！』

さすが、この先生が人気講師でありつづける
理由です。

私はそのメールを布団の中で読んでいたのですが
気が付くと、その後1時間机に向かって復習して
いました。。。

出来ない部下（生徒）に矢印を向けるのではなく
自分の姿勢を変えて相手の気持ちに良い影響を
与える。

私も常にこういう姿勢であり続けるリーダーに
なりたいと思います。

株式会社店舗人材サポート

（大阪　淀屋橋）

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