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【毎日更新ブログ  　706日目】

こんにちは。

 

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

 

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上 俊洋です。

 

 

長かったゴールデンウィークも

いよいよ今日で終わりですね

 

地元関西の人以外に観光客の

人たちも遊びに来ているので、

大阪駅や新大阪駅もたくさんの人で

溢れかえっていました。

 

そんな中、新大阪の在来線の

ホームで電車を待っていると

私より年上のお姉さま方3人が

こんな会話をされていました。

 

女性A：『大阪行きの電車って、右側と

左側のホームのどちらが早く

着くんでしょうね』

 

女性B・C：『さぁどっちだろうね』

と…

 

横で話しを聞いていた私はお節介な

癖が出そうになって、一瞬すぐに

教えて差し上げようかと思ったのですが…

 

その時、1人の女性が…

『ちょっと待ってね。改札の電光掲示板

で確認してみよう』

と言って、電車の案内を確認し…

 

『分かった左の電車の方が

出発時間が早いから、左に

並びましょう』

 

と言いながら、みなさん大阪駅に先着する

快速電車のホームに並ばれていました。

 

その後、大阪駅について改札を

出ようとすると、大きなキャリーバックを

持ったカップルが駅の案内板を見ながら

何やら探していた様子なのでちょっと

気にかけていると、男性の方が…

 

『あっわかった。こっちの出口だ』

 

と言って、彼女を連れて歩き出されました。

 

そんな光景に立て続けに出くわして

私はこんな風に思いました…

 

『そりゃ、これだけ案内が出ているん

だから、ちょっと確認したらイチイチ

私がお節介で教えなくても分かるよね…』と…

 

もし、しばらくたっても迷われていたり

私に質問されてきたのであれば

丁寧に答えてあげれば良いけど…

 

みんな、自分たちで解決しようと

している最中に、見ず知らずの人間が

いきなり話しかけても、ちょっと困惑する

人もいるんじゃないだろうか…と

 

もちろん、この状況においては

相手の受け取り方によっても

正解は異なると思うので、どちらが

正しいということは言えないかと

思いますが…

 

この、お節介の癖が、

昔、部下育成において

マイナス面に働いていることが

多かったなということを

思いだしました。

 

昔の私は、部下の成長のために

ジッと待つことが非常に苦手

だったのです…

 

 

部下が、ちょっと仕事の進め方で

困っていそうだったら、すかさず

私が答えを伝えて指示する

 

また…

 

部下が何度もやったことがある

仕事も、いちいち順番から

やり方まで細かく指示を出す

 

私は当時、親切心からくるお節介の

気持ちで、こんなことを繰り返していたの

ですが…

 

結果的に、『スタッフにミスされたくない』

または、『時間のロスを少なくしたい…』

という自分にとってのストレス回避のために

 

部下が自分で考えて、自分で答えを

見つける成長の機会を奪っていたなぁと

今さらながら思い出しました

 

入りたての新人スタッフに対しては

指示をしてあげたり、具体的なやり方を

丁寧に教えてあげないと仕事ができる

様にはなりません。

 

しかし…

 

ある程度、知識をもっているスタッフに

対しては、こちらがすぐに正解を与えるのでは

なく、教えたい気持ちをちょっと我慢して

自分で考えさせる機会を持たせることが

 

『自分で考えて自分で

動くことができるスタッフ』

に育てる道です

 

 

いちいち、こちらが指示しなければ

何も判断できないスタッフであれば、

スタッフの成長にもつながらないし

私たちも安心して休むこともできませんからね

 

スタッフが迷っている姿を見て

一瞬答えを出しそうになった際は…

 

目先の時間のロスよりも、部下の

成長を妨げる将来的なロスを考えて…

 

関心を払いつつ、

ちょっと黙って見守ってあげたり

 

 

何か質問をしてきた時には

すぐに答えを伝えるのではなく

『あなたはどう思う？』

 

と質問してあげることも必要ですね

 

お節介で、すぐに正解を与える

ばかりが親切ではないという

お話しでした。