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【毎日更新ブログ  　　953日目】

こんにちは。

 

サービス業で店舗展開を目指す

成長意欲の高い経営者様の

外部の右腕として、

 

ご支援先のビジョン実現を

『人（育成・チーム作り）』の面で

サポートする村上 俊洋です。

 

プロ野球の読売ジャイアンツが

広島カープからFA宣言した丸選手を

獲得した代わりに、

 

人的補償という制度で、広島カープが

ジャイアンツから長野（ちょうの）選手を

獲得したという発表がありました。


ジャイアンツの球団内やファンの間では

長年ジャイアンツを引っ張ってきた生え抜きの

内海選手に続いて、長野選手まで

他球団に流出してしまったのは衝撃が走った様で…

 

 

これまで貢献してきた生え抜きの選手に

対して冷たい…

 

 

選手も動揺するし、球団に対する不信感も

抱く…

 

 

生え抜きで選手のまとめ役の人材を冷遇して

他球団から良い選手を集めてもバラバラに

なる可能性がある…

 

 

など、大体こんな意見が新聞や

ニュースに書かれていますが、私も

大筋では同意しています。

 

 

特に、西武に人的補償で流出した

内海選手とともに、今回の長野選手は

人間的にも信頼が厚かったとのことなので

余計にみなさん感情が揺さぶられるん

でしょうね…

 

 

しかし、せっかくなので今日はちょっと

違う見方からこの件を考えてみたいと

思います。

 

 

そもそも、プロ野球のチームに

限りませんが、仕事としてチームに

課せられたミッションは『優勝』であり

『利益目標』などの達成です。

 

 

目指す結果を手に入れる為に

チームワークを強化していくという

のが順番であり、仲良しとか人間関係が

一番になるものではありません。

 

 

もちろん、人間関係やチームワークが

バラバラなら良い結果は望めませんが…

 

 

そういう基準で考えると、

そもそも4年間もリーグ優勝を

逃しているジャイアンツが

良いチームと言えるのか？というと

 

 

私は上辺の仲は良くても、チームとしては

ダメなんじゃないか？と思う訳です…

 

 

ジャイアンツの戦略や方針は私にとっては

理解できない点も多々ありますが、

 

 

もし、私が監督の立場として常勝を

義務づけられたチームが4年間も優勝から

離れていたとしたら…

 

 

会社に例えると、4年連続で赤字を

出してしまっているとしたら…

 

 

資金がある間に必死に戦力補強して

チームのテコ入れをせざるを

得ないと思います。

 

 

となると、本当はどの選手も手放したくは

ないと思っても、ルール上チームの選手を

保護できる28人までの優先順位を付けなければ

いけないとなると…

 

 

１：既に活躍しているレギュラー選手

２：戦力補強で獲得した選手

３：2019年に開花が期待できる若手有望選手

４：過去に実績はあるが、近年まともな活躍が

できていない選手

 

 

という順番になるのも仕方が

ないかな？と…

 

 

 

 

 

優勝から何年も遠ざかっているのに

まともに活躍していないベテランを

プロテクトしなかったのは全然冷たいとか

チームの輪が乱れるとかそういう話しじゃ

ないんじゃないのかな？と…

 

 

これは、10年前に自分が勤めていた

会社が倒産し、大切なスタッフとも

バラバラになり、スタッフやお客様にも

多大なご迷惑をおかけしたという体験から

 

 

仕事のチームというのは、結果を残さないと

存続することすらできないという苦い経験を

することで強く思う様になりました。

 

 

そして、ジャイアンツは資金面は

別にして、倒産の危機に直面している

会社と同じくらいの危機感を抱いている

のではないか？と…

 

 

仕事である以上、チームは仲良し集団

ではありませんので、結果は必ず求められ

ます。

 

 

ベテランであろうが、店長であろうが、

自分たちのチームを存続させたいので

あれば、やはり歯を食いしばっても

結果を出さなければいけない…

 

 

ということは心の中にしっかりと

刻んでおきたいですね…

 

 

まぁ、どちらにせよ内海投手も

長野選手も他球団から必要とされて

いる訳ですからある意味幸せな訳で…

 

 

是非、ジャイアンツを見返して

もらいたいと思います。

 

 

原監督も、結果がでなければ監督と

しての責任を厳しく問われる立場に

いる訳ですからね…

 

 

ビジネスもプロ野球の世界も

厳しいですね。